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メタボリックシンドロームは、酸化ストレス・慢性炎症・・13 <2007.11.30>

 「酸化ストレス・慢性炎症」が動脈硬化性疾患の血管病変の基・・13・・脂肪細胞・組織と酸化ストレス・慢性炎症・・7

 肥大を伴なった脂肪細胞・組織では、各種のアディポカイン(アディポサイトカイン)を分泌するようになります。

 マクロファージを活性化するファクター、因子の分泌促進に関与する事になるのです

 マクロファージ活性化の代表的な因子として、MCP−1(macrophage/monocyte chemoattractant protein-1)やC3がありますが、FFA(Free Fatty Acid、遊離脂肪酸)の遊離促進も重要です

 逆に、マクロファージからも、MCP−1のみならず、TNFα(Tumor Necrosis Factorα)などのアディポカイン(アディポサイトカイン)が分泌されるようになるのです。

 マクロファージからは、ケモカインのMIP−1α(Macrophage migration Inhibitory Factorー1α)やIL−6(Interleukin−6)も分泌されて、脂肪組織には、マスマス、単球が集まるようになります

 そうなると、脂肪細胞・組織のアディポカイン(アディポサイトカイン)の分泌異常に加えて、マクロファージとの相互作用が増幅するようになり、脂肪細胞・組織の肥満・肥大に伴なった動脈硬化性変化を助長するようになるのです。

 そして、血中にも、アディポカイン(アディポサイトカイン)は遊離されることになり、FFAともども血中レベルが上昇する事になりますから、血管の内皮細胞は、影響を受けることになります。

 今後取り上げる事になりますが、当然のことながら、動脈血管の酸化ストレス・慢性炎症を誘発する原因となるのです。

 つまりは、いずれの変化も、体内の酸化ストレスを誘発する事になります

 その酸化ストレスによって、脂肪細胞内に蓄えられた中性脂肪、トリグリセライド(TG)から、FFAが遊離されるようになり、同時に、グリセロールも産生されます

 そのFFAは、マスマス、MCP−1やIL−6の分泌を促進するようになります

 そうなると、脂肪細胞やマクラファージでは、小胞体系酵素のNADPH Oxidaseと呼ぶ酵素系が活性化されるようになり、酸化ストレスを促進・増すことになる活性酸素の産生が誘発されるようになるのです

 また、細胞内の活性酸素障害を防禦する酵素系の活性低下も起こるのです

 生体内の活性酸素障害を防禦する酵素としては、スパーオキサイドディスムターゼ、グルタチオンパーオキシダーセ、カタラーゼなどが代表です

 つまりは、酸化ストレスは、促進されるようになり、その酸化障害を生体内で防禦する様に働く系は抑制されるようになるとなります

 酸化ストレスと共に、細胞内ではERストレス(小胞体ストレス、Endosterial Reticulam Stress)が誘発されるようになります。

 ERストレスは、NFーκB(Nuclear Factor κB、核内転写因子κB)と呼ぶ、炎症性カスケード系を促進することになるのです。

 炎症性カスケードも、MCP−1、MIP−1(Macrophage Inflammatory Protein−1α、マクロファージ炎症性タンパク質)やMIF(Macrophage Migration Inhobitory Factor、マクロファージ遊走阻止因子)の分泌を促すことになります

 つまりは、酸化ストレス・慢性炎症の誘発、促進となると判ります。

 このERストレスは、インスリン感受性、糖代謝に関連した脂肪細胞に特異的な分子、ファクターの分泌異常を誘発して、インスリン抵抗性を増強するのです。

 そして、脂肪組織は、持続的な慢性炎症状態となります。

 つまりは、、メタボリックシンドロームにともなった、耐糖能異常発生のカラクリとなるのです

 脂肪細胞・組織の肥大によるアディポカイン(アディポサイトカイン)などのサイトカインの分泌異常が、マクロファージの活性化を誘発して、相互刺激状態となります

その結果、酸化ストレス、ERストレス刺激となり、血中のサイトカイン濃度のアンバランスも誘発されて、体内全体は、血管を始めとした器官の酸化ストレス・慢性炎症刺激状態となるのです。

 つまりは、全身が動脈硬化性疾患の病変が誘発され易いことになります

 (楽天、ミクシイでは、『低コレステロールを改善する元祖・・114・・「脳力」は「素肌美力」に通ず・・23・・わが国は、戦後、動物性脂質、タンパク質摂取量が増してから、心疾患、脳血管性疾患の死亡率の低下は続いている・・20・・健康イキイキ選択の人類史・・「直立二本足歩行」、「脳力」維持がキー・・2』を話題としています)

 (Googleでは『オタピーラプソディー;「脳力」は「健康力」を・・5・・「健康力」に常識は変わっている・・メタボリックシンドロームの概念、キーとなる診断基準は変わっている;『メタボの罠ー「病人」にされる健康な人々』(大櫛陽一著、角川SSC新書)』を話題としています) 

 (はてな日記では『オタピー茶の湯;日常茶飯お「こころ」・・36・・オタピー茶の湯は日本のグローカル文化;ハイカルチャー、ポップ、キッチュ、サブカルチャーの界を紛らかす・・36・・会所の喫茶・茶の湯・・足利義政・1』を話題としています)

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