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メタボリックシンドロームは、酸化ストレス・慢性炎症・・12 <2007.11.29>

 「酸化ストレス・慢性炎症」が動脈硬化性疾患の血管病変の基・・12・・脂肪細胞・組織と酸化ストレス・慢性炎症・・6

 前脂肪細胞、脂肪細胞よりなる正常の脂肪組織から、初期脂肪組織の肥大、肥満にともない、循環血液中より単球が浸潤して活性化されるようになり、マクロファージへの分化が誘導されます

 そして、肥満に伴なう、初期の脂肪組織では、前脂肪細胞は成熟した脂肪細胞となり、肥大を開始します

 その脂肪細胞からなる脂肪組織は、アディポカイン(アディポサイトカイン)の分泌異常を起こすようになるのです。

 ここまでについては、既に、二回前までに取り上げました。

 今回は、その初期脂肪組織から、肥大脂肪組織に移行して以後の過程を問題とします

 肥大脂肪組織では、まず、概略的な理解には、次の三点が課題となります

 ・ 単球からのマクロファージへの分化が進み、マクロファージから分泌されるケモカイン、及び、アディポカイン(アディポサイトカイン)の分泌異常が誘発される

 ・ 脂肪細胞・組織では、酸化ストレスが誘発されるようになる

  また、脂肪細胞・組織では、脂肪細胞間には、Vascular Stromal分画と呼ばれる前脂肪細胞や骨髄由来の炎症系細胞が存在して、脂肪細胞・組織ともどもアディポカイン(アディポサイトカイン)を分泌して、持続的な酸化ストレス・慢性炎症を促進する

 ・ 脂肪細胞内では、ERストレス(ERストレス;EndosterialReticulum Stress; 小胞体ストレス)が誘発されるようになり、炎症反応のカスケード系が促進されるようになる

 つまり、マクロファージ、脂肪細胞・組織からは、アディポカイン(アディポカイン)を代表とするサイトカイン分泌のアンバランス・異常による持続的な酸化ストレス・慢性炎症が促進されるようになります。

 また、ERストレスによって、炎症性カスケードと呼ばれる系が刺激されると同時に、耐糖尿異常・インスリン抵抗性が増すようになり、脂肪組織の持続性慢性炎症が誘発されるのです。

 加えて、血中では、酸化LDLが増加するようになり、血管壁にあっても、酸化ストレス・慢性炎症が誘発、促進されるようになります。

 以上の持続的な酸化ストレス・慢性炎症は、脂肪組織、血管壁の構造変化、リモデリングが起こることになります

 つまりは、脂肪組織、血管に誘発される動脈硬化性病変と言う事です

 この概略によって、動脈硬化性疾患のキーは、酸化ストレス・慢性炎症だと理解できると思います。

 『メタボの罠ー「病人」にされる健康な人々』(大櫛陽一著、角川SSC新書) に取り上げられていますような、問題の多い腹囲周囲径の設定、測定法によって、“肥満ーメタボ病人”とされてしまうのは、如何に危険かということです

 米国・NCEP−ATPIIIの診断基準では、肥満のパラメータとしての腹囲の項目を除外して、高感度CRPに変更しようとしている意図が理に適うと判ります

 (楽天、ミクシイでは『低コレステロール血症を改善する元祖・・113・・「脳力」は「素肌美力」、「抗加齢力」に通ず・・22・・わが国は、戦後、動物性脂質、タンパク質摂取量を増してから、心疾患、脳血管性疾患の死亡率は低下を続けている・・19・・健康イキイキ選択の人類史・・「直立二本足歩行」、「脳力」がキー』を話題としています)

 (Googleでは『オタピーラプソディー;「脳力」は「健康力」を・・5・・「健康力」の常識は変わっている;『メタボの罠ー「病人」にされる健康な人々』(大櫛陽一著、角川SSC新書)を読もう!!』を話題とします)

 (はてな日記では『オタピー茶の湯;日常茶飯の「こころ」・・36・・オタピー茶の湯は日本のグローカル文化;ハイカルチャー、ポップ、キッチュ、サブカルチャーの界を紛らかす・・36・・会所の喫茶・茶の湯・・足利義政・1』を話題とします)

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