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メタボリックシンドロームは、酸化ストレス・慢性炎症・・11 <2007.11.28>

 「酸化ストレス・慢性炎症」が動脈硬化性疾患の血管病変の基・・11・・脂肪細胞・組織と酸化ストレス・慢性炎症・・5

 前回には、大櫛陽一著『メタボの罠ー「病人」にされる健康な人々』(角川SSC新書))について、紹介しました。

 如何に、肥満を中心とした診断基準に問題があるかが判ります。

 また、動脈硬化を誘発する血管変化が、持続性の慢性炎症だとの認識に立っています。

 それ故に、コレステロール、LDL-コレステロールの重要性についても指摘をしています

 中性脂肪についても、その基準値の低すぎることを指摘しています。

 つまりは、低コレステロールや低栄養となっている痩せの人たちが問題となるのです

 結局は、わが国のメタボリックシンドローム基準から判定・判断すると、正常範囲内と喜ぶのではなく、“「ちょいメタ」が長生き”となるのです

 痩せの危険性についても、言及しています。

 つまり、動脈硬化性疾患は、痩せだから心配無しとは言っておられないのです

 糖尿病は、痩せにも危険との指摘がなされています。

 また、低コレステロール、低LDL-コレステロールが伴なえば、酸化ストレス・慢性炎症による血管障害を修復できないことになるからです

 脳出血が、低コレステロールで増す事からも判ります。

 動脈硬化性の血管病変は、ここで取り扱っていますように、脂肪細胞・組織、マクロファージなどの白血球細胞系が分泌するアディポカイン(アディポサイトカイン)を含む各種のサイトカインの関与が極めて大切です

 動脈硬化性疾患誘発のモデル系として、脂肪細胞・組織について、研究解明することは大変重要で、必要不可欠です。

 しかし、肥満に伴なった、脂肪細胞・組織系だけによって、動脈硬化性の血管病変が誘発されるだけではありません。

 つまりは、一面的に、内臓脂肪蓄積に伴なう肥満がないから動脈硬化性疾患の代表たる心疾患、脳血管性疾患になる可能性は少ないとは言えないのです

 そこで、何故に、となります。

 大櫛本が指摘しています、タバコ、トランス脂肪酸の規制は、まず、重要と言えます

 タバコは、酸化ストレス・慢性炎症による血管病変を最も誘発する危険因子なのです。

トランス脂肪酸も、酸化ストレス・慢性炎症を増すと考えられています。

 また、アレルギー疾患での炎症因子としても関わっているのです。

 つまりは、高感度CRP上昇を誘発すると言えます。

 トランス脂肪酸や遊離脂肪酸は、酸化ストレスのみならず、血中の酸化を受けやすいvLDL, small denceLDLや酸化LDL誘発に関与するのです

 高LDL−コレステロール値を心配するより、遥かに問題の質的な危険性を内包しています

 その他にも、宇宙からも含む環境危険因子、アドレナリンなどのストレスホルモンなどの内分泌異常、慢性感染症・自己免疫性疾患などに伴なった免疫系のアンバランス・異常なども問題となります

 結局のところ、生体内にあって、持続的な酸化ストレス・慢性炎症を誘発、マクロファージを代表とする白血球系細胞の遊走・接着する組織・器官は、その障害からの修復機序も関与して、老化、加齢現象としての“若さ”を失うことになります

 その代表として、全身に張り巡らされた血管系や外部環境とのバリヤーたる皮膚に、人々の注目が集まっていると言えるでしょう。

 次回からは、肥満・肥大脂肪細胞・組織と酸化ストレス・慢性炎症に話題を戻したいと思います。

 (楽天、ミクシイでは『低コレステロール血症を改善する元祖・・112・・「脳力」は、「素肌美力」、「抗加齢力」に通ず・・21・・わが国は、戦後、動物性脂質、タンパク質摂取量を増してから、心疾患、脳血管性疾患死亡率の低下は続いている・・18・・健康イキイキ選択の人類史・・低脂質・高炭水化物食は問題!!』を話題としています)

 (Googleでは『オタピーラプソディー;「脳力」は「健康力」を・・5・・「健康力」の常識は変わっている・・4・・メタボリックシンドロームの概念、キーとなる診断基準は変わっている;『メタボの罠ー「病人」にされる健康な人々』(大櫛陽一著、角川SSC新書)を読もう!!』を話題としています)

 (はてな日記では『オタピー茶の湯;日常茶飯の「こころ」・・36・・オタピー茶の湯は日本のグローカル文化;ハイカルチャー、ポップ、キッチュ、サブカルチャーの界を紛らかす・・36・・会所の喫茶・茶の湯・・足利義政・1』を話題としています)

その他の「低コレ&ローコレ日記」シリーズ
低コレステロールの危険性 コレステロールは必要 コレステロールは『脳力』をみがく

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