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メタボリックシンドロームは、酸化ストレス・慢性炎症・・10 <2007.11.27>

 「酸化ストレス・慢性炎症」が動脈硬化性疾患の血管病変の基・・10・・脂肪細胞・組織と酸化ストレス・慢性炎症・・4

 既に、メタボリックシンドロームについては、『「脳力」でメタボリックシンドロームを予防する』のシリーズで、「メタボリックシンドロームの変遷」、「メタボリックシンドロームの考えは変わっていり」との立場から、診断基準のみならず、その概念の変化が続いていることを指摘してきました

 つまり、耐糖能異常、肥満から酸化ストレス・慢性炎症へと、その上流的課題は移っているのです。

 今や、動脈硬化性疾患の予防としてのメタボリックシンドロームは、耐糖能異常、肥満を越えてしまったといえます

 また、低コレステロールや痩せの危険性も取り上げてきました。

 そうした背景にあって、最近、出版されました『メタボの罠ー「病人」にされる健康な人々』(大櫛陽一著、角川SSC新書)を見つけて、読みましたので、取り上げたいと思います。

 大櫛陽一著「検査値と病気 間違いだらけの診断基準」(太田出版)と共に、一読に値する本だと思います。

 わが国のメタボリックシンドロームの診断基準に問題のあること、その診断基準に基ずいた、2008年度から実地が予定されている「特定健診・特定保険指導」にあって、大変、重要な課題を提示しています

 以下の如くです。

 ・ 動脈硬化性疾患の血管障害は、持続性の慢性炎症によるとの指摘

  喫煙、トランス脂肪酸は、血管炎症を誘発する、最も危険ファクターとなる

 ・ 動脈硬化性の疾患は、肥満のみが危険なのではない

  肥満学会を中心とする、肥満を必須項目としたウエスト周囲径設定とわが国の現状でのメタボリックシンドロームの診断基準の問題点の指摘。

  現状での科学的根拠では、“「ちょいメタ」が長生き”との表現で、ムシロ、わが国の診断基準による“非メタ”(診断基準で正常と判断された人)の方が死亡率が高くなるとの危険性を指摘、取り上げています

 ・ 「コレステロールは大切な脂質」との章を設けて、低コレステロールの危険性を指摘

 コレステロールの生体成分としての重要さも指摘しています。

  中性脂肪値についても、低すぎる診断基準の設定に問題を投げかけています

 ・ 痩せによる動脈硬化性疾患の問題

  痩せであっても、糖尿病とは無縁とはならないのです

  また、痩せによる死亡率は、肥満より高いのです

 ・ 低コレステロールなどの脂質摂取量の低下と高炭水化物食摂取による急速な血糖値の上昇、持続性慢性炎症誘発による動脈硬化性血管障害の誘発の危険性を指摘しています。

 ・ 高血圧や降圧治療薬の問題

 ・ 産官学癒着の問題

 ・ わが国では、動脈硬化性疾患の危険因子である、タバコとトランス脂肪酸に対する規制が進まない

  タバコ、トランス脂肪酸は、動脈硬化性疾患のキーとなる酸化ストレス・慢性炎症による血管炎症誘発の原因として、トップを占めるような危険因子なのです。

 つまりは、タバコやトランス脂肪酸、環境汚染などによる酸化ストレス・慢性炎症による動脈硬化性疾患の原因は、コレステロールを含む低脂質、高炭水化物同様に、肥満、痩せを超えて、危険なのです

 ムシロ、わが国で言う、肥満条件より、痩せの方が、動脈硬化性疾患のみならず、わが国の死因のトップを占めるガン、脳出血、感染症、不慮の事故などの死因を含めて、死亡率は上がるとの総合的な問題の指摘をしています。

 (楽天、ミクシイでは『低コレステロール血症を改善する元祖・・111・・「脳力」は、「素肌美力」、「抗加齢力」に通ず・・20・・わが国は、戦後、動脈硬化性脂質、タンパク質摂取量を増してから、心疾患、脳血管性疾患死亡率低下を続けている・・17・・健康イキイキ選択の人類史・・10・・メガマック、肉三倍の牛丼などの『メガ」商品が人気!!』を話題としています)

 (Googleでは『オタピーラプソディー;「脳力」は「健康力」を・・5・・「健康力」の常識は変わっている・・メタボリックシンドロームの概念、キーとなる診断基準は変わっている;『メタボの罠ー「病人」にされる健康な人々』(大櫛陽一著、角川SSC新書)を読もう!!』を話題としています)

 (はてな日記では『オタピー茶の湯;日常茶飯の「こころ」・・36・・オタピー茶の湯は日本のグローカル文化;ハイカルチャー、ポップ、キッチュ、サブカルチャーの界を紛らかす・・36・・会所の喫茶・茶の湯・・5・・足利義政・1』を話題としています)

その他の「低コレ&ローコレ日記」シリーズ
低コレステロールの危険性 コレステロールは必要 コレステロールは『脳力』をみがく

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