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メタボリックシンドロームは、酸化ストレス・慢性炎症・・9 <2007.11.26>

 「酸化ストレス・慢性炎症」が動脈硬化性疾患の血管病変の基・・9・・脂肪細胞・組織と酸化ストレス・慢性炎症・・3

 今回は、初期の内臓脂肪蓄積にともなった脂肪細胞・組織についての話題とします。

 脂肪細胞・組織の初期肥大に伴なう変化についてとなります。

 正常の内臓脂肪組織は、白色脂肪細胞組織であり、成熟した脂肪細胞に加えて、前脂肪細胞、血管構成細胞、マクロファージなどの非成熟脂肪細胞分画細胞(stromal-vascular fraction、ストローマ画分)などから構成されています

 既に、取り上げましたように、中胚葉性由来の細胞からなる組織だと判ります。

 皮下脂肪組織も、白色脂肪細胞なのですが、ストローマ画分の量や構成に差があるのです。

 脂肪細胞、ストローマ画分などから構成される脂肪組織が、各種のサイトカイン、アディポカイン(アディポサイトカイン)などの生理活性物質の分泌異常が起こるようになり、酸化ストレス・慢性炎症を誘発するようになることが、メタボリックシンドロームとして問題なのです

 脂肪細胞は、過剰のエネルギーを中性脂肪(トリグリセラシド)として蓄積するようになり、肥大化するようになります。

 前脂肪細胞からの成熟した脂肪細胞への分化・成熟にともなって、脂肪細胞の肥大化が誘発されるようになるのです。

 そして、アディポカイン(アディポサイトカイン)のMCP−1(macrophage/monocyte chemoattractant protein−1、マクロファージ・単球遊走性タンパクー1)を分泌するようになるのです

 まず、循環血液中より脂肪組織への単球が集まってくるように誘発されようになります

 その単球の活性化が起こるようになるのですが、その活性化は、血中のマーカーとしてネオプテリンが指標となります。

 単球から、マクロファージへの分化が起こるようにもなるのです

 続いて、肥満の初期には、脂肪組織が分泌するMCP−1やC3、その他の白血球遊走因子などによるマクロファージの活性化が誘発されるようになってしまいます

 つまり、アディポカイン(アディポサイトカイン)を含むサイトカインによる刺激が起こるのです。

 アディポカイン(アディポサイトカイン)の分泌異常として、マクロファージの浸潤、脂肪組織での炎症増大に関与する代表は,次のようです。

 ・ アディポネクチンの分泌低下

 ・ MCP−1、TNFα(Tumor Necrosis Facter, 腫瘍壊死因子)などの分泌増加

 以上より、初期脂肪細胞の肥大に伴なった動脈硬化性疾患誘発の始まりは、脂肪組織の肥大、単球、マクロファージの脂肪組織への浸潤、アディポカイン(アディポサイトカイン)の分泌異常としてのアディポカイン分泌低下とMCM−1、TNFαなどの炎症誘発因子の分泌増加だとまとめられます

 そして、肥大脂肪組織の発達が進行するようになるのです。

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