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メタボリックシンドロームは、酸化的ストレス・慢性炎症・・6 <2007.11.19>

「酸化ストレス・慢性炎症」が動脈硬化性疾患の血管病変誘発の基・・6・・メタボリックシンドロームによる血管病変誘発は、中胚葉性由来の細胞、器官が主役となる

 胚発生による内胚葉、中胚葉、外胚葉、それぞれからの由来する細胞、組織、臓器による生体内の器官と酸素テンションと動脈硬化性疾患発症との関係を検討してきました。

 そして、前回、メタボリックシンドロームに関与する細胞系は、中胚葉性由来が主たる役割を果たしていることを示しました。

 一方、酸素テンションとの関係では、内胚葉性由来の小腸では、酸素を嫌う嫌気性菌が生息している強い嫌気性条件下にあります

 動脈血管系の分布は、認められますが、小腸には病気は無いといわれるほどで、動脈硬化性疾患やガンとの関係は、ほとんど話題とはなりません

 逆に、血管系が分布をしていない表皮は、外胚葉由来ですが、直接、大気中よりの酸素に暴露されるに加えて、紫外線などに曝されて、酸化ストレス障害が誘発されます

 その障害は、中胚葉性由来の結合組織に及んで、加齢的皮膚障害の誘発となります

 その影響は、動脈硬化性の血管障害によって誘発される器官障害と共通するといえます

 小腸と表皮を比較してみますと、小腸上皮は、嫌気的条件下にあり、表皮は、好気的条件下にあることになります

 両器官にあっての加齢現象を比較しますと、表皮では酸素テンションによる障害が明らかであり、小腸内膜では、その障害が問題となりません

 つまり、酸化ストレスが、動脈血管の分布の有無にかかわらず、動脈硬化性疾患による組織、臓器の退化を誘発するとわかります

 酸化ストレスが、如何に重要かを示しています。

 メタボリックシンドロームでは、中胚葉性由来の正常の脂肪細胞・脂肪組織から、内臓脂肪細胞・組織の肥大化が起こり、サイトカインのアディイポカイン(アディポサイトカイン)の分泌異常が誘発されます

 その結果、中胚葉性由来の単球、マクロファージなどの白血球系の細胞の循環血液中からの脂肪組織への浸潤、集積を促進することになるのです

 マクロファージ自身も、アディポカインを始めとする各種サイトカインを分泌をして、酸化ストレスを促進するようになるのです。

 そして、酸化ストレスによる耐糖能異常、インスリン抵抗性も加わって、脂肪組織の慢性炎症が持続するようになります

 その影響は、脂肪組織系と同様に中胚葉性由来の動脈血管内皮の機能異常に及ぶのです

 動脈硬化性血管形成の初期変化のキーは、単球からマクロファージに分化することを促進されて、白血球系細胞の血管内皮への沈着や内膜への遊走が誘発されることなのです

 メタボリックシンドロームでは、血中の接着因子の増加が起こり、白血球系細胞の血管内皮への接着を増加するようになります

 その結果として、白血球系細胞による酸化ストレスは、マスマス、促進されるようになってしまいます

 脂肪細胞・組織と同様に、酸化ストレスに起因する慢性炎症が持続することになります

 血管内皮機能は傷害されるようになり、動脈硬化性血管形成の過程が進むことになります。

 その過程では、酸化を受けやすいsmall dence LDLやレムナントが酸化LDLなどとなって、動脈硬化性血管壁としての血管のリモデリングといわれる構造変化の誘発となるのです。

 今や、酸化LDLなどの質的成分の量が問題となっている理由が理解できると思います

逆に、従来のようなLDL-コレステロールの単純な量的増加は、動脈硬化性疾患の予防、診断基準としては、除外された血中総コレステロール同様に、その意味を低下させている理由もハッキリすることと思います

 以上より、酸素テンション、メタボリックシンドロームが関与して、動脈硬化性血管病変を誘発するのは、中胚葉性由来の細胞、組織、臓器、器官が主流だと判ります。

 発生学的特長、特異性の理解も重要だとなります。

 (楽天、ミクシイでは『「脳力」は、「素肌美力」、「抗加齢力」に通ず・・16・・わが国は、戦後、動物性脂質、タンパク質摂取量が増加したから、心疾患、脳血管性疾患死亡率は減少を続けている・・13・・健康イキイキ選択の人類史・・6・・人間の条件; 直立二本足歩行と創造的知恵』を話題としています)

 (Googleでは『オタピーラプソディー; 「健康力」の常識は変わっている・・2』を話題としています)

 (はてな日記では『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・34・・「喫茶・茶の湯」、「煩悩是道場」、「価値観による選択の自由」・・1』を話題としています)

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