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『脳力』でメタボリックシンドロームを予防する・・10 <2007.11.8>

動脈硬化性疾患は、「慢性炎症・酸化ストレス病」・・6・・メタボリックシンドロームの変遷・・高感度CRPがキー

 メタボリックシンドローム(メタボリック症候群、代謝症候群)は、動脈硬化性疾患の予防のための危険因子を課題としています。

 メタボリックシンドロームの予防とは、動脈硬化性疾患を誘発しないようにするための危険因子を如何に制御するかとなります

 その歴史的な過程は、まず、耐糖能異常・インスリン抵抗性から始まり、脂肪細胞・組織に関連したサイトカインのアディポカイン(アディポサイトカイン)の果たす役割に、その中心は移りました

 腹部肥満に伴なう脂肪細胞・組織がアディポカインの産生分泌に深くかかわる事から、腹部肥満がメタボリックシンドロームの診断基準の重要項目となり、診断基準の必須条件となるほどの注目となりました

 しかし、腹囲設定基準が確かな基準値として定まることなく、アディポカインの果たす役割が解明、明確になるにともなって、動脈硬化性疾患に果たす誘引が、慢性炎症・酸化ストレスにフォーカスされるようになってきました

 そして、前回取り上げましたように、NCEP−ATPIIIの診断基準では、肥満のパラメータとしての曖昧な腹部周囲が診断基準としての必須項目からのみならず、診断基準項目から除外されて、高感度CRPと置換するように提言されるに至ったのです

 動脈硬化性疾患が、耐糖能異常、腹部肥満が無くとも誘発されることは間違いありません

 つまりは、必須項目から削除される必然性にあるとなります

 現在のところ、動脈硬化性疾患を誘発するマルチリスクファクターの重要項目を選考・集約するメタボリックシンドロームでは、上述の二項目に加えて、脂質代謝異常、高血圧が取り上げられています。

 しかし、そうしたマルチリスクファクターの背景にある、より統一的、単純化した動脈硬化性疾患誘発のパラメータを追求し、明確にする必要があります

 そうした知見、解明が進んでいるのです。

 そして、慢性炎症・酸化ストレスのパラメータである、高感度CRPが、メタボリックシンドロームの診断基準として浮上したのは、まずは、当然の流れだと『脳力』出来ます

 言うまでも無く、動脈硬化性疾患が、腹部肥満を必須条件としていないことは明らかで、今や、血中総コレステロール、LDL−コレステロールともども、不必要な混乱を招く個別の動脈硬化性疾患危険因子を学会ごとに主張する時代は終わってしまったのです

 朝日新聞(5月28日、2007年)で報じられた、厚労省研究班・上島弘嗣滋賀医大教授の調査報告として、『心筋梗塞や脳卒中  やせ形でもご用心 「太った人より高リスク」』となり、BMIが、明確な痩せの18.5以下では、当然と言えるどころか、普通の体型範囲と言える、BMIが25<、18.5>での結果だと言うのです

 わが国でスタートしようとしている、前回取り上げました日経新聞が指摘したように、肥満を必須項目とした『メタボ協奏曲』となり、コストーベネフィット(対費用ー便益)にあわない、動脈硬化性疾患予防対策とならいように、速やかな、マルチリスクファクターを統一するパラメータが求められていると判ります

 まずは、そのスタートにあたり、高感度CRPを加える事が求められていると提案したい

 (楽天、ミクシイでは『「脳力」は、「素肌美力」、「抗加齢力」に通ず・・10・・わが国は、戦後、動物性脂質、タンパク質摂取量が増してから、心疾患、脳血管性疾患死亡率は低下を続けている・・7・・健康で元気に生きる選択の歴史・・1』を話題としています)

 (Googleでは『オヤピーラプソディー; 「脳力」で「健康力」を・・「健康力」の常識は変わるもの』を話題としています)

(はてな日記では『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・会所の喫茶・茶の湯・・3』を取り上げています)

その他の「低コレ&ローコレ日記」シリーズ
低コレステロールの危険性 コレステロールは必要

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