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『脳力』でメタッボリックシンドロームを予防する・・5 <2007.10.30>

 動脈硬化性疾患は、「慢性炎症・酸化ストレス病」・・1・・動脈硬化性疾患の診断基準の変遷と、その意味・・血中総コレステロール値は消えた

 同じ、動脈硬化性疾患の予防のための危険因子を規定する診断基準であるはずの、日本動脈硬化学会の診断基準とメタッボリックシンドーローム(メタボリック症候群)の診断基準の変遷・歴史とその危険因子の内容について検討してみます

 多くの人達は、今まで強調されてきた血中コレステロールは、日本動脈硬化学会による診断基準から、突如として、削除され、その理由、意味は、どうなっているか、混沌状態にあると思います。

 加えて、近年、動脈硬化予防の前面に躍り出てきたメタボッリクシンドローム(メタボッリク症候群)には、血中総コレステロール値やLDL−コレステロール値は、危険因子の診断基準として取り上げられてはいません

 メタボリックシンドロームにあっては、耐糖能異常、肥満・内臓脂肪、高感度CRPと、動脈硬化性疾患予防の診断基準をめっぐて、その中心を変えています

 まず、今回は、日本動脈硬化学会による動脈硬化予防の診断基準の変遷についての検討とします

 日本動脈硬化学会の規定する「動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2007年版」も、同じ、動脈硬化性疾患の予防のための危険因子を考慮した診断基準なのです

 歴史的な流れを検討してみますと日本動脈硬化学会は、1987年以来、血中総コレステロール値を220mg/dlの基準値を提唱して、それ以後の1997年の「高脂血症診療ガイドライン」、2002年の「動脈硬化性疾患診療ガイドライン」として改訂されてきました

 その間、血中総コレステロール値は、終始一貫して、コレステロール値は、220mg/dl の基準値を設定して、LDL−コレステロール値と共に、動脈硬化性疾患予防の中心に据えてきました

 しかし、前述の2007年4月の改訂では、遂に、血中総コレステロール値は、診断基準からは、削除してしまった上で、従来の疾患名「高脂血症」を「脂質異常症」と改名してしまったのです

 この事実は、如何な説明をしようと動脈硬化性疾患予防における、血中コレステロール値の危険因子としての診断的価値が低下している事を示す歴然とした学術的変遷を示すものです。

 そして、LDL−コレステロール値を基準とした診断基準となっています

 しかし、今や、ただ単に、LDL−コレステロール値の基準値が、160mg/dlだとかの値を話題とする、ただ単なる量的な値を問題とする時代は終わりを迎えようとしています

 つまり、早晩、血中総コレステロール値の運命と同様、LDL−コレステロール値も診断基準から削除され、その値に一喜一憂することは終わりとなるでしょう

 そして、次は、リポ蛋白質の質的な問題となることマチガイなしだと『脳力』出来ます

 まずは、酸化を受けやすい、small dence LDLやレムナントリポ蛋白が注目され、危険因子として浮上し、酸化LDL値がLDL−コレステロール値に取って代わることになるでしょう

 質的な問題としての血中リポ蛋白質の酸化ストレスの受け易さ、慢性炎症の誘発から、動脈血管の動脈硬化性としてのリモデリングを誘発する危険因子への変遷となるのです。

 そうした、動脈血管のリモデリングを誘発する、Multiple Risk Factorの代表となるのが、メタボリックシンドロームで問題となるサイトカインの「アディポカイン(アディポサイトカイン)」なのです

 そうしたアディポネクチン(アディポサイトカイン)などのMultiple Risk Factorによるアンバランスによる動脈硬化性疾患を誘発し易い危険状況を反映するバイオパラメーターとして、高感度CRPが浮上しているのです

 次回は、メタボリックシンドローム(メタボリック症候群、代謝症候群)の診断基準と、その概念の変遷史を検討しましょう。

(楽天、ミクシイでは、『「脳力jは、「素肌美力」、「抗加齢力」に通ず・・5・・死亡率は、BMI=24が一番最低』を話題としています)

 (Googleでは『オタピー ラプソディー; 「脳力」で「健康力」を征する・・2・・「健康力」の常識は変わる』を話題としています)

 (はてな日記では『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・31・・会所の喫茶・茶の湯』を話題としています)

その他の「低コレ&ローコレ日記」シリーズ
低コレステロールの危険性 コレステロールは必要

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