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コレステロールは悪者では無い・・16 <2007.10.11>

 低コレステロールは危険; わが国の動脈硬化性疾患(心疾患、脳血管疾患)死亡率は、動物性脂質摂取量が増加してから低下が始まった・・7・・脂質、タンパク質、炭水化物による総カロリー摂取量と、そのバランス

 厚労省による「平成16年 国民健康・栄養調査報告」(第一出版)による資料から、戦後の脂質、タンパク質、炭水化物の摂取量の変化、及び、エネルギー摂取量の変化をたどりながら、わが国の二位と三位を占める動脈硬化性疾患の心疾患、脳血管死亡による死亡率の変化との関係を検討してきました

 その結果、心疾患、脳血管疾患による動脈硬化性疾患の死亡率は、1970年以後低下を続けているのです

 つい最近発表されましたように、2005年度にあっても、低下を続け、最低を記録しています

 一方、昨今、食事の西欧化に伴なって、動脈硬化性疾患が増加していると、よく言われます

 動物性食肉が悪いとの代名詞のようです。

 しかし、こうした事実は、人口動態の推移を無視した、事実誤認と言えます

 つまり、人口の年齢構成を考慮していないのです

 この40年間に、12歳以上の年を取った集団での疾病の発症は、当然変わることになります

 それ故に、年齢を調整した死亡率の推移を見なければ,上面なことしか見ていないことになるのです

 そうした、すれ違った間違いは、昨今、決して少なくありません

 動物性肉食摂取が悪で、植物性食品摂取が善といったルーマーが飛び交っているのは、大きな間違いと言えます

 そうした、ルーマーが間違いだと気がつくために、わが国では、動物性肉食摂取によって、脂質、タンパク質摂取量の上昇に対応して、心疾患、脳血管疾患による死亡率の低下となっている事実を示したのです

 しかし、間違えてはいけないのは、高齢化社会を迎えて、疾病構造の変化によって発病率の増加する、動脈硬化性疾患やガンなどの病気対策が求められていることとは、区別して考える必要があります

 戦後、動物性肉食摂取の増加によって、わが国の平均寿命は延び、動脈硬化際疾患による死亡率は減少しているのが事実です

 ここで、戦後の動物性脂質、タンパク質摂取が増加し、炭水化物摂取量が低下した事実を明確とします

 しかし、炭水化物摂取と一日総カロリー摂取は低下しているのです

 以下の如くに、まとめられます

 年次      ’46   ’55   ’75    ’95   ’04

総カロリー   1,903  2,104   2,210   2,042   1,902      

脂質(動物性)

  グラム    14.7    20.3   55.2   59.9   54.1     

  カロリー   132.3   182.7   496.8  539.1  486.9   

タンパク質(動物性)

  グラム     10.5   22.3   38.9   44.4  38.0 

  カロリー    42.0   89.2   155.6  177.6  152.0

 炭水化物

  グラム      386   399   335    280   266

  カロリー    1,544  1,596   1,340  1,120  1,064

 一日の総カロリーに占める%

 動物性脂質    7.0                  25.6

動物性タンパク質  2.2                   8.0

 炭水化物     81.1                   55.9   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 以上戦後から今日に至る変化は、以下の如くとなります。

・ 動物性脂質、タンパク質摂取量の著しい増加

・ 炭水化物依存エネルギー摂取の顕著な減少

・ 一日総エネルギー摂取カロリーは、近年は、戦後直後レベルに低下している

 遂最近、体力のピークが、20年前とあり、若者の運動能力の低下が問題となっていました

 それにもかかわらず、肥満が、そうした若者層にとって、どのような推移となっているかが問題となります

 肥満が問題となり、BMIで死亡率が上がる、20以下の層が増えているのではないかと心配になります

 肥満についても、BMI=18以下の痩せ層が、西欧では、ファッションモデルとして、危険と禁止されるようになっています

 わが国では、今だ、そうした問題は、無視され、痩せファッションに熱心となっています

 また、死亡率が最低となるBMIが24だと言うことも、あまり知られておるづず、問題となりません

 一方で、動物性肉食軽視、植物食品を賞賛する傾向にあります

そして、勘違いのダイエット、異栄養が、モットもらしく反乱しています

 和食レイサンも、如何なる条件の和食を良いと言っているのか定かでもありません

 加えて若者に『うつ』が増加していると報道されています

 わたしは、今や、間違った栄養知識、ガイドによる若年層、高齢者に、低コレステロール血症が多いことが、危惧すべき問題と思っています

 スポーツの世界レベルでの競技、試合を見ていて、後半の頼りなさは、動物性肉食摂取に対する誤った栄養思考にあるのだと思います

 ノーベル賞受賞者も、増加する元気差にはありません

 脳の発育、発展には、グルコース、グルタミン、コレステロール、酸化ストレス対応が、必須なのです

 ここらで、コレステロールを始めとする栄養学、肥満、運動への理解など、先入観、既成概念を破るべき時は来たと思います

 動脈硬化を語る時、メタボリックシンドローム(代謝症候群)では、コレステロール、LDL-コレステロールは、検討項目から外れています

 また、「脂質異常症」は、今後、『低コレステロール』が、問題となる『流れ』にあるを感じさせると思いませんか

(Googleでは「スクアレン(スクワレン)とコレステロールは、素肌美場外のキー成分」を取り上げています)

(楽天、ミクシイでは「素肌美とコレステロール・・ほとんどの女性は、高コレステロールの心配無し・・メタボリックシンドローム診断基準には、コレステロール、LDL-コレステロールは含まれていない」を話題としています)

(はてな日記では『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・茶礼の喫茶・・夢窓疎石』を取り上げています)               

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