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コレステロールは悪者では無い・・8 <2007.9.28>

 低コレステロールの危険・・心疾患の「死亡率」は低下している・・その2・・わが国の動脈硬化性疾患の死亡率低下は動物性脂質摂取量が増加してから始まった・・1

 前回、租死亡率と年齢調整死亡率の相違について、話題としました。

 この40年で、わが国の平均年齢は、12歳以上の増加をしていますから、年齢分布が、大きく変わっています。

 いわゆる、少子高齢化社会となっていますから、自ずから、疾病構造や死因となる疾患も、影響を受けることになります。

 動脈硬化性疾患やガンなどの高齢化に伴なって、増加する疾患が問題となっているのは、そのためです。

 それ故に、年齢調整死亡率で、その変化を考慮する必要があるのです

 動脈硬化性疾患の代表であり、わが国の死因の二位と三位を占めているのが、心疾患と脳血管疾患です。

 しかし、前回述べましたように、両疾患とも、男女共に、1970年前ぐらいから、年齢調整死亡率は、低下傾向となっています

 逆に、動物性脂質摂取量は、増加したのです

最近、厚労省が発表しました、2005年の死因別の年齢調整死亡率の変化を見てみます。

 心疾患死亡率; 人口10万人当たりの死亡率では、全体では、男性は83.7人、女性では、45.3人となっています。

 1970年頃では、男性は、160人位で、女性では、110人ぐらいでした

 つまり、心疾患による死亡率は、男性では、半分程となり、女性では、40%程に減少したことになります

 そして、心疾患の死亡率は、2005年度の男女で比較しますと、男性の方が、1.8倍ほど多いと判ります。

 脳血管疾患死亡率; 人口10万人当たりの死亡率は、全体では、男性は、61.9人、女性では、36.1人となっています。

 1970年頃では、男性は、350人位で、女性では、240人ぐらいでした

 男女での減少を見ますと、男性では、18%程となり、女性では、15%程に減少していることになります

 また、脳血管死亡率は、2005年度の男女での比較は、男性の方が、1.7倍ほど多いことになります。

 以上より、動脈硬化性疾患の心疾患及び脳血管疾患死亡率は、2005年度には、いずれの疾患にあっても、男女共に、減少傾向にあり、過去最低となっているのです

 次に、わが国の動物性脂質摂取量を見てみます。

 厚生労働省による、平成16年 国民健康・栄養調査報告によりますと、以下の如くです。

 動物性脂質摂取量の1952年=100として、その推移を見ますと以下のようです。

 1952年以後、動物性脂質摂取量は、増加傾向となり、1970年には、340となり、1973年頃には、430ほどに増加しています

 その後は、450を中心とするレベルを保って、上下の繰り返しとなっています

 つまり、動物性脂質摂取量は、動脈硬化性疾患が減少を始めた時期より、15年ほど前から増加をしていたことになります

 そして、その後、現在に至っても、450、つまり、4.5倍ほどの動物性脂質摂取量は増加したレベルを保っているのです

 しかし、前述しましたように、心疾患及び脳血管疾患の動脈硬化性疾患による死亡率では、いずれにあっても、女性は、男性に比して、半分ほどと低いのです

 また、血中総コレステロール値は、50歳以後の更年期の女性にあって、男性より高いレベルにあります

 つまり、動物性脂質摂取量増加や血中コレステロールが高いレベルにあることが、動脈硬化性疾患による死亡率の増加とはなっていないことが明らかだとわかります

 以上明らかなことは、よく言われるような『食事の欧米化に伴なっての動物性脂質摂取量増加による高コレステロールなどの高脂血症が、動脈硬化性疾患による死亡を増加させている』とは言い難いとなります

 ムシロ、死亡率から見ると逆だとなります

 人間の「脳力」を判定する方法、基準があれば、食事成分の効用を定めやすく、判りやすいと思うのですが。

 (Googleでは「スクアレン(スクワレン)とコレステロール・・スクアレン(スクワレン、suqualene)とコレステロールは素肌美のキー成分・・その2」を話題としています)

 (楽天、ミクシイでは「素肌美障害とコレステロール・・ほとんどの女性は、高コレステロールの心配無し・その4」を取り上げています)

 (はてな日記では『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・29・・わが国の喫茶・茶の湯文化の歴史・・茶礼』を取り上げています)

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