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動脈硬化性疾患の予防と治療・・43 <2007.8.8>

 動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・スタチン系コレステロール低下薬と心血管死亡・・海外の成績・・その8

 今回も、引き続き、「海外におけるスタチンを用いた代表的な大規模臨床成績」よりの成績です。

 今回は、試験名・LIPIDです。

 心筋梗塞の既往のある患者が、64%を占めています

 そして、スタチン系コレステロール低下薬を用いた、血中総コレステロール値(TCH,mg/dl)、及び、LDL−コレステロール値(LDL−C, mg/dl) のコントロールは、大櫛グループの治療基準に沿う治療法となっています

 つまり、課題は、心筋梗塞既往の患者では、TCH,及び、LDL−Cの厳しい低下治療が必要かどうかに注目です。

 その結果、心血管死亡率は、34%の低下を認めています

 既に、心筋梗塞の既往患者が多数を占める試験として、試験名・4SCAREを取り上げました。

 その内、4Sは、大櫛グループの治療基準に沿い、心血管死亡率も、42%の低下を認めています

 そこで、試験名・LIPID4S,及び、CAREと比較しながらの紹介とします。

 以下の如くのまとめとなります。

・試験名・LIPID4S,及び、CAREの対象患者情報

試験名  平均年齢   女性%  心筋梗塞既往%  糖尿病   試験期間(年)

LIPID    62      17       64         9      6.1   

4S      59      19      79          5      5.4    

CARE    59      14      100        14      5

・ LIPID4S,及び、CAREでのスタチン系コレステロール低下薬治療前後の TC,及び、LDL−C の変動(平均値)

試験名            TCH      LDL−C

LIPID    治療前    218       150

        治療後    179       112

4S      治療前    261       188

        治療後    196       123

CARE    治療前    209       139

        治療後    167        97 

臨床試験結果・・イベント抑制効果・・%低下率

  (ot ignificant    有効性無し

試験名               LIPID    4S     CARE

主要血管イベント         −24    −34    −24

脳卒中(致死的、非致死的)   −19    −30    −31

心血管死亡             −34    ー42     NS

総死亡                −22    −30     NS

 以上の結果より、LIPIDは、治療によって、TCHが、179、LDL−Cが、112と大櫛グループの治療基準に添った治療が行われたと言って良い条件にあります

 その点、4Sと同様の傾向と言えます。

 一方のCAREは、TCH=167,LDL−C=97と、大櫛グループ基準で言う、TCH=180以下、LDL−C=100以下には下げないとの値より低下させています。

 その結果、LIPID,及び、4Sでは、心血管死亡の低下が認められていますが、CAREでは、NSであり、心血管死亡の低下は認められなかったとなります。

 つまり、心筋梗塞の既往がある患者対象にあっても、TCH,及び、LDL−Cは、それぞれ、180以下、100以下としないとの大櫛グループによる治療基準を支持する結果となっています

 (Googleでは「低コレステロールが増す疾患・・BMI・・3」です)

 (楽天、ミクシイでは「素肌美障害とコレステロール代謝・・ステロイドホルモン・・11・・イソフラボン」です)

 (はてな日記では『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・17』です)

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