カートをみる ご利用案内 お問い合せ サイトマップ
RSS

動脈硬化性疾患の予防と治療・・39 <2007.8.2>

 動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・スタチン系コレステロール低下薬と海外の臨床成績・・その4

 前回からの続けた海外の臨床成績です。

 今回は、前回の試験名・WOSCOPSと同様に、心筋梗塞の既往症患者は含まれておらず、リスクカテゴリーが類似と言える試験名・ASCOT−LLAを取り上げます。

 WOSCOPSに比して、ASCOT−LLAでは、血中総コレステロール値(TCH,mg/dl),及び、LDL−コレステロール値(LDL−C,mg/dl)を、スタチン系コレステロール低下薬を用いて、日本基準的治療を行っています。

・ 両試験で、スタチン系コレステロール低下薬治療の前後でのTC,及び、LDL−Cの値を比較、相違を検討するために、以下の如く表示します

                    TC      LDL−C

WOSCOPS    治療前    272      192

            治療後    218      142

ASCOT−LLA  治療前    213      131

            治療後   163       90 

 ・ 両試験での主要血管イベント、心血管死亡率抑制効果の比較

     (NS; ot ignificant・・ 有用性無し

            主要心血管イベント   心血管死亡率

WOSCOPS      −32           −32

ASCOT−LLA    ー36             NS

 つまり、WOSCOPSでは心血管死亡低下が得られますが、ASCOT−LLAでは、低下しなかったのです

 TCやLDL−Cは、大櫛グループの治療ガイドラインで提言しているように、TCは、180にはしない、LDL−Cは、100以下にはしないとの基準が有利な結果といえます。

 試験名・ASCOT−LLAは、以下の如くのまとめです

 ・ 対象となった患者は、女性は、19%、平均年齢は、63歳。

  心筋梗塞の既往がある人は、0%、糖尿病は25%でした。

  試験結果は、3.3年で、2003年の発表報告です

 ・ 試験開始前と治療後のTCH,及び、LDL−Cの、それぞれの平均値は、既に、上述した如くです。

 ・ 臨床試験結果・・・イベント抑制効果・・・%低下率

      NS; ot ignificant  有効性無し

    主要血管イベント         −36

    脳卒中(致死的、非致死的)  −27

    心血管死亡             NS

    総死亡                NS              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 以上、試験名・ASCOT−LLAが、前回取り上げた、試験名・WOSCOPSより、有益性が認められたのは、脳卒中(致死的、非致死的)で、27%の低下が認められたことです(WOSCOPSでは、NS)

 TC,LDL−Cは、低下させれば、心血管死亡を抑制できるとは言えてないと判ります。

 次回は、ASCOT−LLAと類似条件の試験名・ALLHAT−LLAを取り上げての比較とします。

 (Googleでは、 「低コレステロールが増す疾患・・HDL−コレステロール・・4」です)

 (楽天、ミクシイでは、 「素肌美障害とコレステロール代謝・・ステロイドホルモン・・7・テストステロン」です)

 (はてな日記では、 『オタピー茶の湯; 日常茶の「こころ」・・14』です)

お気に召したらクリックどうぞ → 人気Blogランキンへ

コメント

[コメント記入欄はこちら]

コメントはまだありません。
名前:
URL:
コメント: