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動脈硬化性疾患の予防と治療・・38 <2007.8.1>

 動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・スタチン系コレステロール低下薬と海外の臨床成績・・その3

 前回に引き続きです。

 前回までは、心筋梗塞の既往のある人達が、ほとんどのを占めている場合の大規模臨床試験成績でした。

 加えて、血中総コレステロール値(TCH、mg/dl)、及び、LDL−コレステロール値(LDL−C、mg/dl)値が、低くコントロールされた試験名・CAREでは、心血管死亡率の低下は認められなかったのですが、試験名・4Sでは、大櫛グループ基準に適合するようにコントロールされて、心血管死亡率の低下を有意に認めています

 逆に、『動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2007年版』の「リスク別管理目標値」のカテゴリーにあって、二次予防の脂質管理目標値のコントロールに試験名・CAREでは、心血管死亡率の低下は認められなかったと言うことです

 今回は、上述の「リスク別管理目標値」の一次予防の内でも、カテゴリーが、I(低リスク群)、或いは、II(中リスク群)が大部分を占める患者群が対象の試験を取り上げたいと思います。

 試験名・WOSCOPSです。

 スタチン系コレステロール低下薬によって、TCHは、272から218に低下、LDL−Cは、192から142に低下させた、高値から緩やかなコントロールをした試験です(値は平均値を示す)。

 その結果主要心血管イベント、心血管死亡率低下のいずれも、認められています

 試験名・WOSCOPSのまとめは、以下の如くです。

 ・ 対象となった患者は、女性は0%、平均年齢は、55歳。

  心筋梗塞の既往がある人は、0%、糖尿病は1%でした。

  試験結果は、4.9年で、1995年の発表報告です

 ・ 試験開始前と治療後の血中総コレステロール値(TCH,mg/dl), LDL-コレステロール値(LDL−C,mg/dl)は以下の如くでした(平均値)

                TCH    LDL−C

   治療開始前      272     192

   治療後         218     142              ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・ 臨床試験結果・・・イベント抑制効果・・・%低下率

       NS; ot ignificant  有効性無し

    主要血管イベント         −32

    脳卒中(致死的、非致死的)    NS

    心血管死亡             −32

    総死亡               −22             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 以上、試験名・WOSCOPSでは、既に取り上げましたように、試験名・4S同様に、主要血管イベントのみならず、心血管死亡、総死亡のいずれも、低下させています

 つまり、両試験とも、緩やかなTCHとLDL−Cのコントロールをした試験です

 試験名・CAREでは、厳しいTCHとLDL−Cの低下したコントロールをした試験ですが、心血管死亡、総死亡は、NSで、低下を認めていません。

 次回は、試験名・WOSCOPSとリスクカテゴリーが、同程度の患者群に、試験名・CAREと同程度の厳しいTCHとLDL−Cを低下したコントロールをした試験で、心血管死亡、総死亡が、どのような結果となるかを取り上げます

 (Googleでは「低コレステロールが増す疾患・・HDL−コレステロール・・3」です)

 (楽天、ミクシイでは「素肌美障害とコレステロール代謝・・ステロイドホルモン・・6です)

 (はてな日記では『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・14』です)

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