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動脈硬化性疾患の予防と治療・・37 <2007.7.31>

 動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・スタチン系コレステロール低下薬と海外の臨床成績・・その2

 前回からの続きです。

 今回は、心筋梗塞の既往のある患者が、79%を占める試験名・4Sを取り上げます。

 前回の試験名・CAREでは、心筋梗塞の既往者が、100%でしたが、コレステロール低下薬による治療によって、コレステロール値(TCH,mg/dl)は167に低下、LDL−コレステロール値(LDL−C,mg/dl)は97に低下となっています。

 それぞれのは、大櫛グループが、TCHは、180以下にしない、LDL−Cは、100以下にしないとの提言する基準値より下げていると判ります

 その結果として、試験名・CAREでは、主要心血管イベントは、24%の低下は認められましたが心血管死亡は、NSで、有意差ある死亡率の低下は認められていません

 それに対して、今回の試験名・4Sでは、以下の表に示しますように、大櫛グループ基準の言うTCHは180以下、LDL−Cは100以下にすることなく、それぞれ、196、123にコントロールしています

 そして、注目すべきは、試験名・CAREでは認められなかった、心血管死亡率の低下が、試験名・4Sでは、42%の低下を認めている事実です

 試験名・4Sのまとめは、以下の如くです。

 ・ 対象となった患者は、女性が19%を占め、平均年齢は59歳でした

 心筋梗塞の既往がある人は、79%を占め、糖尿病は5%でした

 試験期間は、5.4年で、1994年に発表された報告です。

 ・ 試験開始前と治療後の血中総コレステロール値(TCH、mg/dl),LDL−コレステロール値(LDL−C,mg/dl)は以下の如くでした(平均値)

              TCH     LDL−C

  治療開始前     261     188

  治療後        196     123                ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・ 臨床試験結果・・・イベント抑制効果・・・%低下率

    主要血管イベント         −34

    脳卒中(致死的、非致死的)   −30

    心血管死亡             −42

    総死亡                −30             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  試験名・CAREでは、心血管死亡率は、NS(Not Significant、有意差無し)でしたが、今回の試験名・4Sでは、42%の減少が、注目です

 我が国でのスタチン系コレステロール低下薬による試験成績では、心疾患死亡率低下は認められていないのです

 (Googleブログでは「低コレステロールが増す疾患・・HDL−コレステロール・・2」です)

 (楽天、ミクシイでは「素肌美障害とコレステロール代謝・・ステロイドホルモン・・4」です)

 (はてな日記では『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・13』です)

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