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動脈硬化性疾患の予防と治療・・33 <2007.7.25>

 動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・スタチン系コレステロール低下療法と臨床成績・・その2

 「動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2007年版」の「我が国における代表的な大規模臨床試験」(pp.40〜41)からの紹介の続きです。

 今回は、PATEと名づけられた試験です。

 PATE試験は、症例数が、治療例331名、対照群が334名と少ない上に、対照群には低用量のスタチン系薬剤を投与しています。

 また、他の試験が対照群でも1500名以上であるのに中途半端な大規模臨床試験と言えます。

 参考までに、紹介とします。

 ・ 対象となった患者は、女性が79%で、平均年齢が73歳です

 心筋梗塞の既往がある人は、3%

 糖尿病は、30%含まれていました。

 試験期間は、3.9年で、2001年に発表された報告です。

 ・ 治療開始前と治療後の血中総コレステロール値(TCH,mg/dl), LDLーコレステロール値(LDL−C,mg/dl)は、以下の如くでした

            TCH     LDL−C

 治療開始前    253      166

 治療後       209      125          
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・ 臨床結果 ・・・イベント抑制効果・・%低下率

    NSは、ot ignificant・・有意差無しの判定

    NAは、ot vailable・・判定できるデータ無し

     主要心血管イベント        NS

     脳卒中(致死的、非致死的)   NA

     心血管死亡             NA

     総死亡               NS           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以上より、試験名・PATEは、少人数、変則的対照群であり、女性が、大多数の79%を占める試験結果です。

 参考的意味での検討です。

 スタチン系薬剤投与によるTCHやLDL−Cの低下は認められても主要心血管イベントの低下には、NSで、有効な治療法となっていない点は、前回の男性・100%の試験名・KLISと同様の結果を示したと言えます

 (Googleブログでは「低コレステロールが増す疾患・・年齢・性別のコレステロール & LDL−コレステロール基準値の提言・・31」です)

 (楽天、ミクシイでは「素肌美障害とコレステロール代謝・・ステロイドホルモン」です)

 (はてな日記では『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・11』です)

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