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動脈硬化性疾患の予防と治療・・32 <2007.7.24>

 動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・スタチン系コレステロール低下療法と臨床成績・・その1

 日本動脈硬化学会発行の「動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2007年版」(協和企画)に取り上げられているスタチン系コレステロール低下薬による臨床試験の治療効果成績が示されています。

 既に、「積極的脂質低下療法を行った代表的な臨床試験」については、取り上げ、紹介しました。

 更に、国内外の成績についても、取り上げられていますので、紹介を続けたいと思います。

 「我が国における代表的な大規模臨床試験」(pp.40~41)からです。

 試験名・KLISからの紹介です。

 ・ 対象となった患者は、男性100%で、平均年齢58歳です。

 心筋梗塞の既往症がある人は含まれておらず、0%でした。

 糖尿病は、23%含まれていました。

 試験期間は、5年で、2000年に発表されと報告です。

 ・ 治療開始前と治療後の血中総コレステロール値(TCH、mg/dl)、LDL−コレステロール値(LDLーC、mg/dl)は、以下の如くでした

            TCH      LDL−C

  治療開始前    254      169

 治療後       215      132            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ・ 臨床結果 ・・ イベント抑制効果・・%低下率           

     NSは、ot ignificant・・有意差無しの判定

  主要心血管イベント         NS

  脳卒中(致死的、非致死的)    NS

  心血管死亡              NS

  総死亡                 NS               ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 以上より、男性100%を対象としたスタチン系薬剤投与によるコレステロール値(TCH)、LDL−コレステロール値(LDL−C)の低下療法が、主要心血管イベントのみならず、心血管死亡の低下には、有効に聞いていなかったことを示す結果となっています。

 心血管病の少ない女性にあっての81%が女性が占める臨床試験報告・IDEALについて、既に、取り上げましたが、この臨床試験報告・KLISにあっては、心血管病が多めの男性にあっても、リスク別脂質管理目標が低い患者にあっては、主要心血管イベントにおいてすら、有効性なしとなります

 (Googleブログでは「低コレステロールが増す疾患・・性別・年齢別コレステロール & LDL−コレステロール管理値の提言・・30」です)

 (楽天、ミクシイでは「素肌美障害とコレステロール代謝・・胆汁酸・その3」です)

 (はてな日記では、『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・10』です)      

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