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動脈硬化性疾患の予防と治療・・23 <2007.7.10>

 動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・23・・BMI/痩せが危険・・その1

 肥満が、心筋梗塞や脳梗塞などの危険性が高いとBMIを指標にしたり、内臓脂肪の蓄積測定としてのウエスト周囲径が、危険因子としての注目を集めています。

 既に、取り上げてきましたように、BMIで見ると、BMI=24周辺で、死亡率は、一番低いとあります。

 そうした状況に、朝日新聞(5月28日、2007年)に「心筋梗塞や脳卒中 痩せ形でも ご用心・・太った人より高リスク」との報道がなされました。

 厚労省研究班の上島弘嗣教授らによる調査紹介です。

 以下の如くのBMIと心臓病などの循環器による死亡リスクだったとあります。

 BMI値に加えて、メタボリックシンドローム(メタボリック症候群、代謝症候群)の危険因子である、高血圧、高中性脂肪、低HDL−コレステロール、高血糖の内から、当てはまる危険因子の数との組み合わせによる循環器疾患による死亡リスクを検討したのです。

 ・ BMI=25以上の、我が国での肥満と裁定されるグループでは;

  上述の該当する危険因子の無い人に対して、危険因子が2つの場合、1.5倍、3つの場合は、2.4倍だったとあります

 ・ BMIが25未満のグループでは;

   危険因子が2つの場合、2倍、3つの場合は、2.8倍だったとあります。

  但し、「やせ」の危険が増すBMI=18.5未満の人は、除外された結果だそうです。

 以上の調査は、以下の如くの比較調査がなされたのだと思います。

 BMI=18.5〜25.0未満の普通と判定されるグループを基準、コントロールとして、BMI=25以上のグループと、18.5〜<25のグループに分けて、危険因子の数による循環器死亡のリスクを判定したものです。

 その結果、BMIが『普通』と判定されるグループの人が、危険因子の数が増すと危険だとの警告です。

 問題は、BMI=25以上のグループ解析では、コントロールをBMI=25以上で、危険因子の無い人とはせずに、BMIが、25未満のグループと同じく、18.5以上、25未満としていることです。

 その理由は、既に取り上げましたように、我が国では、BMI=20〜30ぐらいまでは、死亡率は、ほとんど、変わらないからです。

 つまり、BMI=18.5以下は除いてあるとありますが、BMIが、18.5から20までは、危険域と言えます。

 それ故に、やはり、BMI=25以上の解析では、“肥満域”のコントロールを、BMI=25以上にして、危険因子だけによる循環器死亡リスクでの解析が必要と言えます。

 また、BMIと死亡危険の解析も、調査結果には、あると思えますので、是非とも、発表していただきたいと思います。

 BMIと総死亡や動脈硬化性疾患死との関係については、今だ、肥満が危険との先入観が流布していると思うからです

 (Google ブログでは「低コレステロール値が増す疾患・・高齢化と栄養」を取り上げています)

 (楽天、ミクシイでは、 「素肌美障害とコレステロール・・その2」を取り上げています)

 (はてな日記では『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・5』を取り上げています)  

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