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動脈硬化性疾患の予防と治療ガイドライン・・18 <2007.7.2>

 動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・18・・BMI/肥満・・その4

 今回は、BMIと冠動脈疾患による死亡の危険率との関係を検討したいと思います。

 浜崎智仁著「コレステロールは高いほうが長生きする」(エール出版社)よりの紹介です。

 p.166に、表として、「BMIと総死亡率及び冠動脈疾患の関係」として、まとめられています。

 「冠動脈疾患死の危険率」については、次のようでした。

 茨城県の調査; 2001年発表のデータで、男性32、705人、女性63,959人の結果で、5年の追跡結果です。                                             

 BMI     <18.5   18.5〜24.4   25.0〜29.9    30以上  

 男性では:   

          1.0       0.6         0.6       1.0                 

 女性では:

          1.0       0.9         0.6      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・               

NIPPON DATA80; 1995年発表のデータで、男性1,103人、女性1,359人。 61歳以上で、14年間の追跡調査。但し、最初の5年以内の死亡は除いたとあります。

  BMI     <20.0   20〜23.9   24〜27.9   28以上

 男性では;    0.94     1.0       0.87       3.85

 女性では;       有意差なしとの記載                ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 大阪郊外; 1994年発表。 男性6,302人。 7.7年間の追跡

   冠動脈疾患なしの男子の平均BMI=22.5。 冠動脈疾患ありの男性の平均BMI=23.7.                      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 以上より、茨城県での調査では、BMIが18.5から29.9までは、冠動脈による死亡率が低めとなっています。

 NIPPON DATA80では、男性ではBMIが28以上で、死亡率の上昇を認めています。

 しかし、女性では、BMIと冠動脈疾患の死亡率との関係は無かったとあります。

 つまり、女性では、肥満度と冠動脈疾患死との関係は無かったことになります

 大阪郊外のデータでは、冠動脈疾患のある男性では、BMIが高めの人が多いことを示しています。

 但し、死亡との関係については、不明です。

以上のデータからは、男性では、BMIの上昇した人で、冠動脈疾患の危険が増すことを示唆しています。

 しかし、女性は、BMIとあまり関係は無い?です。

 (Googleブログでは「低コレステロール値が増す疾患・・高齢化による低コレステロール」を取り上げています)

 (楽天ブログ、ミクシイでは「素肌美障害;コレステロール代謝とビタミンD・・その5」を取り上げています)          

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