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動脈硬化性疾患の予防と治療ガイドライン・・14 <2007.6.26>

 動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・14・・テロメア長と冠疾患・・その2

 前回からの続きです。

 テロメア長を測定することによって、以下の二点を予測できるかにあります。

 ・人の生物学的老化のパラメーターが、冠動脈疾患の予測危険因子となっているか

 ・スタチン系薬剤投与の有効性を予測できるか。

 まず、始めの調査対象となる時点での登録時に、冠動脈疾患のある人と無い人から採血した白血球の平均したテロメアの長さを測定することによって、検討したのです

 その結果は、以下の如くでした。

 白血球の平均テロメア長によって、最長群、中間群、最短群と分けて、それぞれの群での冠動脈危険予測因子とスタチン療法の有効性の検討となっています。

 ・テロメア長の中間群、最短群では、最長群に比して、冠動脈発症のリスクが高かった

 ・テロメア長の中間群、最短群では、最長群に比して、およそ二倍ほど、冠動脈疾患発症の危険が高かった

 ・テロメア長が最短群、中間群で、スタチン療法を受けた人達では、冠疾患発症の発症リスクが低下した。 

 しかし、最長群では、スタチン療法は、発症リスク軽減効果は示さなかった。

 その結果として、冠疾患発症リスクは、最長群と有意な差は無くなった

 以上より、次の二点を示唆する結果となります。

 ・テロメア長が示す生物学的な老化、年齢が冠動脈発症リスクとなる

 ・冠動脈疾患発症リスクが増すテロメア長の短い群では、スタチン療法が有効である

 この研究は、今後、他の施設の人達を含めた、更なる検討を要する段階といえます

 しかしながら、テロメアの長短が示す生物学的老化、年齢が、冠動脈疾患などを含めた、他の多くの年齢が関係して発症する疾患の予防や治療の予測因子となるかどうか、今後、新たなる可能性への期待が持てる結果と言えます。

 (Googleブログでは「低コレステロール血症が増す疾患・・脳卒中・・その2」を取り上げています)

 (楽天ブログ、ミクシイでは「素肌美障害;コレステロール代謝とビタミンD3・その2」を取り上げています)

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