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動脈硬化性疾患の予防と治療ガイドライン・・10 <2007.6.20>

    動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・10・・診断基準の課題

動脈硬化性疾患を診断する基準となるLDLーコレステロールやウエスト基準値の設定には課題が多い

  日本動脈硬化学会の「脂質異常症」をベースとする「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007年版」は、心筋梗塞予防をターゲットとする「主要冠危険因子」を念頭にしているのです。

 一方の「メタボリックシンドローム(メタボリック症候群、代謝症候群)」は、心筋梗塞を含む「動脈硬化性疾患」を「内臓脂肪蓄積」をベースとして、「危険因子」を念頭にしています。

 過剰エネルギーによる中性脂肪(トリグリセライド)の内臓脂肪蓄積障害が課題となっているのです。

 糖尿病に伴なった「血管障害」が問題となります。

 しかし、「メタボリックシンドローム」の診断基準としての「ウエスト基準値」についても、我が国が「男性85cm, 女性90cm以上」と定めているのに対して、国際糖尿病連合が、同じ日本人に対する「ウエスト基準値」「男性90cm、 女性80cm以上」と異なったウエスト基準を決めたと朝日新聞(2007年、6月17日)が報じました。

 つまりは、「脂質異常症」と病名を変え、「血中総コレステロール値」を診断基準から削除して、LDLーコレステロール値で表現することとはなっても、その値をめっぐての問題が消えた訳ではありません。

 いずれにしても、それぞれが、モットもベースとする「LDL-コレステロール値」、及び、「ウエスト径」の基準値に問題があるということです

 そうした基準値は、純粋な学術的客観化とは別のファクターが入ることなく、定める必要があがあります。

 ともあれ、以上より、結果としては、心臓であれ、脳卒中(脳梗塞、脳出血)、その他の全身性動脈硬化性疾患であれ、動脈硬化症としての「危険因子」を設定する必要があります。

 そうした視点から、次回には、「末梢性動脈硬化性疾患」危険因子を検討した論文を紹介したいと思います。

 (Googleブログでは「低コレステロール血症が増す疾患・・そう・うつ病」を取り上げています)

 (楽天ブログ、ミクシイでは、「素肌美障害とスクアレン(スクワレン)・・その7」を取り上げています)

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