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動脈硬化性疾患の予防と治療ガイドライン・・7 <2007.6.14>

     動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・7

 動脈硬化の発症や進展に関する新しい危険因子の研究が進んでいる。

 こうした新たなマーカーが、実際の臨床の場で、動脈硬化の病態解明と表裏となって、測定されるようになると、その予防、治療に貢献することになります。

 「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007年版」(協和企画)のpp.23~24に、まとめられていますので紹介します。

 ・ リポ蛋白関連マーカー ; 酸化LDL、small denseLDL、Lp(a), レムナントリポ蛋白

  酸化LDLは、血中の濃度が測定可能となったために、動脈硬化性疾患の予防、診断や治療のマーカーとして、LDLーコレステロール測定に取って代わる可能性があると思います。

  LDLーコレステロールは、本来、肝臓から全身のコレステロールを必要とする臓器などに運ぶ大切な役割を担っています。

  そうした役割を持っているのにもかかわらず、「悪玉コレステロール」と名づけてられて、動脈硬化の原因役となっているかのごとき悪役のイメージが定着している気の毒な状況にあります。

 それ故に、既に紹介しましたように、LDL議論を呼んでいるのです(我が国では≧140mg/dl、アメリカのNCEP ATPIIIでは≧160)

 しかし、私は、LDL-コレステロールは、コレステロールの運命と同様に、診断基準から削除されるようになる可能性は高いと思っています。

 動脈硬化の始まり、初期における、コレステロールやLDLーコレステロールの悪役は低下しつつあるからです。

 small dense LDLは、LDLの仲間で、LDL分画のうちでもサイズが小さく密度の高いものなのです

 small dense LDLは、酸化を受けやすいことから、動脈硬化の初期に関与すると考えられています。

 酸化LDLとの関係も注目されます。

 酸化LDLやsmall dense LDLが、現在のように、LDL−コレステロールとして丸ごと測定されているよりも、動脈硬化危険因子としての個別の測定マーカーとなるのではと思います。

 その理由は、動脈硬化の惹起は、血管内の一酸化窒素(NO)の産生に大切な血管内皮細胞を傷害する役割や酸化LDLが取り込まれて出来る泡沫細胞の形成に深くかかわっているからです

 (Googleブログでは「低コレステロール血症が発病を増す疾患・・脳出血」を取り上げています)

 (楽天ブログ、ミクシイでは 「トッピックス!!・・1・・【コレステロール 脳の発達に必須】と日経新聞が論文紹介」を取り上げています)

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