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動脈硬化性疾患の予防と治療ガイドライン・・6 <2007.6.13>

 動脈硬化性疾患の新たなる危険因子・・6

 今回は、「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」と「メタボリックシンドローム」の危険因子の比較整理をしておきます。

 心筋梗塞などの冠疾患をターゲットとした動脈硬化性疾患の予防ガイドラインが、日本動脈硬化学会が提示する「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007年」であり、LDL−コレステロールを中心にすえた、「脂質異常症」として、診断基準と予防ガイドラインとなっているのです。

 それが、紹介しましたような「リスク管理別脂質管理目標」であり、「カテゴリーと管理目標から見た治療方針」となっているのです。

 冠動脈危険因子が、高LDL−コレステロール値に、加齢、高血圧、耐糖能異常・糖尿病、喫煙、冠動脈疾患の家族歴、低HDL−コレステロール血症だということです。

 一方、内臓脂肪蓄積をベースとした冠動脈疾患も含めた広い意味の動脈硬化性疾患の予防ガイドラインが、「メタボリックシンドローム(メタボリック症候群、代謝症候群)」だと整理することが出来ます。

 その上で、我が国の関連領域の学会メンバーによるメタボリックシンドローム診断基準検討委員会が定めた基準が「メタボリックシンドロームの診断基準」と言うことです。

 その危険因子は、高内臓脂肪面積に、高トリグリセライド血症、低HDL−コレステロール血症、高血圧、耐糖能異常・糖尿病と言うことです。

 「メタボリックシンドローム診断基準」が、「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」の言う、冠動脈疾患の動脈硬化疾患を除いた危険因子となっているのではありません。

 何故に、「メタボリックシンドローム」での危険因子として、高LDL−コレステロール血症や総コレステロール値を考慮に入れなかったかが疑問に思えます。

 現在、国際的に、一致して同意できる冠動脈疾患の危険因子としては、血中総コレステロール値は含まれておらず喫煙、高血圧、糖尿病である《National Cholesterol Education Program(NCEP)、http://www.nhblbi.nih.gov)》ところを見れば、今回の日本動脈硬化学会による総コレステロール値の削除は、遅ればせながら、当然と言えます。

 しかし、LDL−コレステロール値設定には、今だ、コレステロール値が、以前から低すぎると言われていた値を想定して決められていることに問題が残ります。

 今後、冠動脈疾患での、LDL−コレステロール値の設定変動とその動脈硬化疾患予防における評価がどのようになるかが注目です。

 一方のメタボリックシンドロームでは、内臓脂肪面積値がどのような運命にあるかが関心事となります。

 低コレステロールでも、心筋梗塞は増加するし、ヤセた人でも動脈硬化はすすむからです。

いづれにしても、同じ動脈硬化性疾患の予防をターゲットとしながら、相互に、LDL−コレステロールと内臓脂肪を危険因子として組み込んでいないのは不思議だと思いませんか。

 マルデ、それぞれ、別々の動脈硬化性疾患の病態があるようです。

 (Googleブログは「日本人と低コレステロールによるガン死の増加・・4」を取り上げています)

 (楽天ブログ、ミクシイでは「ダイエットなどによる低コレステロールとなれば、何故に、素肌美障害となるか・・スクアレン(スクワレン)・・4」を取り上げています)

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