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高コレステロール治療ガイドライン・・9 <2007.5.29>

     我が国におけるスタチン系薬剤を用いた代表的な大規模臨床試験結果・・1・・一次予防 

動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007年版」のページ40〜43にかけて、スタチン系薬剤の低容量と積極的投与治療を行った場合の治療成績結果がまとめられています。

 この結果から、一次予防、二次予防としての治療の意味を如何様に考えるかです。

 今回は、先ず、低容量使用による一次予防となる成績を紹介します。

 ページ40〜41の表11からの結果で、以下の如くです。

 NS、「Not Significant 意味無し」

 NA、「Not Available 利用できず」

試験名     イベント抑制効果(相対危険度)(%低下率)    

          主要心血管イベント  脳卒中  心血管死  総死亡                                     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 KLIS        NS          NS    NS     NS 

 PATE        NS           NA     NA     NS

MEGA        −33          NS     NS    NS   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  以上より、 MEGA臨床試験での主要心血管イベントの33%の低下率を認めたと判ります。

 しかしながら、心血管死亡はNSでした。

 つまり、スタチン系薬剤投与は死亡率を低下させることには、意味が無いとなります。

 その他の心血管死亡としては、臨床試験結果は、NS,NAとありますから、死亡率低下には役立っていないのです

 その他でも、その結果は、NS(Not Significant),または、 NA(Not Abailable)だったことになります。

 総死亡にあっては、すべてが、NSとあります

 つまり、その他の疾患による死亡率低下も含めて、治療が役立つような意味が無かったということです

 低用量のスタチン系薬剤治療の対象となったのは、心筋梗塞の既往のある人は、ほとんど含まれたいないということです。

 つまり、高コレステロール血症や高LDL−コレステロール血症があるからといって、スタチン系薬剤の一次予防的効果は無かったことを意味しているのです。

 (Googleブログに、本日は「日本の血中コレステロール値と死亡率・・6」を取り上げています)

 (楽天ブログ、ミクシィに、本日は「低コレステロール血症の原因となる疾患・・9 低栄養及び異栄養症・・3・・精神不安」を書いています)  

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