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高コレステロール治療ガイドライン・・5 <2007.5.22>

 糖尿病患者の適正コレステロール値・・大櫛グループの「コレステロール治療ガイドライン2206.03版」より

 引き続き、大櫛本からの引用、解説です。

 糖尿病患者の適正コレステロール値として、総コレステロール値とLDLコレステロール値の適正基準を以下の如くに示しています。

  血中総コレステロール値(mg/dl)                                    

              男性         女性           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  非喫煙者     180〜260     180〜280      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

  喫煙者      180〜235     180〜280       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  血中LDLコレステロール値(mg/dl)

             男性         女性           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  非喫煙者     100〜180     100〜190      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  喫煙者      100〜160      100〜190      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  データは40歳以上の人達に対する調査対象による死亡者数を基に決められた適正基準とのこと。

 現在、日本人の40歳未満の糖尿病患者に対する調査結果はないとのこと。

 適正基準から外れる人達の対応の仕方が次のように示されています。

 ・ 喫煙者は、先ず、喫煙に努力する。

 ・ 女性でHDLコレステロール値が45mg/dl未満や高血圧のある人はメタボリックシンドロームの可能性あり

   その場合、運動や食事によるHDLコレステロールと血圧の改善に努力とあります。

 ・ コレステロール低下薬の使用は、生活習慣の改善努力を1年間してから検討とあります。

 以上が大櫛グループ基準です。

 次回に、「動脈硬化性疾患診療ガイドライン2002年版」と今回の脂質異常症における「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2007年版」でのリスク管理目標値と比較してみましょう。

 心筋梗塞死を中心にしてその基準値を決めるかガン死を含む総死亡の危険を考慮しながら基準値を設定するかによって、大きく変わると判ります。

 トドノツマリ、人の死をどのように考えるかによって、現場の医療判断は著しく異なった判断がなされるということになります

 この現実に、医療における消費者たる患者は、如何なる選択をすべきかの判断が求められているのです

 私が、我が国では、日本的「インフォームド・コンセント」ではなく、「インフォームド・チョイス」と言う必要性を提唱した理由は、ここにあるのです。

 紹介している大櫛著書のp.108に、「病気を診るが、患者(人間)を診ない」「米国の口まねをして日本人を知らない」との指摘は、現在の日本の医療現場は専門別オタク体質の傾向があると言えるでしょう。

 (楽天ブログ、ミクシィは、本日「低コレステロール血症の原因となる疾患・・肝機能障害・・3」取り上げています)

 (Googleブログは、本日「低コレステロールを補うニードに答える・・7」で、「日本の血中総コレステロール値と死亡率・・2」を取り上げています)

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