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コレステロールは悪者では無い・・16 <2007.10.11>

 低コレステロールは危険; わが国の動脈硬化性疾患(心疾患、脳血管疾患)死亡率は、動物性脂質摂取量が増加してから低下が始まった・・7・・脂質、タンパク質、炭水化物による総カロリー摂取量と、そのバランス

 厚労省による「平成16年 国民健康・栄養調査報告」(第一出版)による資料から、戦後の脂質、タンパク質、炭水化物の摂取量の変化、及び、エネルギー摂取量の変化をたどりながら、わが国の二位と三位を占める動脈硬化性疾患の心疾患、脳血管死亡による死亡率の変化との関係を検討してきました

 その結果、心疾患、脳血管疾患による動脈硬化性疾患の死亡率は、1970年以後低下を続けているのです

 つい最近発表されましたように、2005年度にあっても、低下を続け、最低を記録しています

 一方、昨今、食事の西欧化に伴なって、動脈硬化性疾患が増加していると、よく言われます

 動物性食肉が悪いとの代名詞のようです。

 しかし、こうした事実は、人口動態の推移を無視した、事実誤認と言えます

 つまり、人口の年齢構成を考慮していないのです

 この40年間に、12歳以上の年を取った集団での疾病の発症は、当然変わることになります

 それ故に、年齢を調整した死亡率の推移を見なければ,上面なことしか見ていないことになるのです

 そうした、すれ違った間違いは、昨今、決して少なくありません

 動物性肉食摂取が悪で、植物性食品摂取が善といったルーマーが飛び交っているのは、大きな間違いと言えます

 そうした、ルーマーが間違いだと気がつくために、わが国では、動物性肉食摂取によって、脂質、タンパク質摂取量の上昇に対応して、心疾患、脳血管疾患による死亡率の低下となっている事実を示したのです

 しかし、間違えてはいけないのは、高齢化社会を迎えて、疾病構造の変化によって発病率の増加する、動脈硬化性疾患やガンなどの病気対策が求められていることとは、区別して考える必要があります

 戦後、動物性肉食摂取の増加によって、わが国の平均寿命は延び、動脈硬化際疾患による死亡率は減少しているのが事実です

 ここで、戦後の動物性脂質、タンパク質摂取が増加し、炭水化物摂取量が低下した事実を明確とします

 しかし、炭水化物摂取と一日総カロリー摂取は低下しているのです

 以下の如くに、まとめられます

 年次      ’46   ’55   ’75    ’95   ’04

総カロリー   1,903  2,104   2,210   2,042   1,902      

脂質(動物性)

  グラム    14.7    20.3   55.2   59.9   54.1     

  カロリー   132.3   182.7   496.8  539.1  486.9   

タンパク質(動物性)

  グラム     10.5   22.3   38.9   44.4  38.0 

  カロリー    42.0   89.2   155.6  177.6  152.0

 炭水化物

  グラム      386   399   335    280   266

  カロリー    1,544  1,596   1,340  1,120  1,064

 一日の総カロリーに占める%

 動物性脂質    7.0                  25.6

動物性タンパク質  2.2                   8.0

 炭水化物     81.1                   55.9   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 以上戦後から今日に至る変化は、以下の如くとなります。

・ 動物性脂質、タンパク質摂取量の著しい増加

・ 炭水化物依存エネルギー摂取の顕著な減少

・ 一日総エネルギー摂取カロリーは、近年は、戦後直後レベルに低下している

 遂最近、体力のピークが、20年前とあり、若者の運動能力の低下が問題となっていました

 それにもかかわらず、肥満が、そうした若者層にとって、どのような推移となっているかが問題となります

 肥満が問題となり、BMIで死亡率が上がる、20以下の層が増えているのではないかと心配になります

 肥満についても、BMI=18以下の痩せ層が、西欧では、ファッションモデルとして、危険と禁止されるようになっています

 わが国では、今だ、そうした問題は、無視され、痩せファッションに熱心となっています

 また、死亡率が最低となるBMIが24だと言うことも、あまり知られておるづず、問題となりません

 一方で、動物性肉食軽視、植物食品を賞賛する傾向にあります

そして、勘違いのダイエット、異栄養が、モットもらしく反乱しています

 和食レイサンも、如何なる条件の和食を良いと言っているのか定かでもありません

 加えて若者に『うつ』が増加していると報道されています

 わたしは、今や、間違った栄養知識、ガイドによる若年層、高齢者に、低コレステロール血症が多いことが、危惧すべき問題と思っています

 スポーツの世界レベルでの競技、試合を見ていて、後半の頼りなさは、動物性肉食摂取に対する誤った栄養思考にあるのだと思います

 ノーベル賞受賞者も、増加する元気差にはありません

 脳の発育、発展には、グルコース、グルタミン、コレステロール、酸化ストレス対応が、必須なのです

 ここらで、コレステロールを始めとする栄養学、肥満、運動への理解など、先入観、既成概念を破るべき時は来たと思います

 動脈硬化を語る時、メタボリックシンドローム(代謝症候群)では、コレステロール、LDL-コレステロールは、検討項目から外れています

 また、「脂質異常症」は、今後、『低コレステロール』が、問題となる『流れ』にあるを感じさせると思いませんか

(Googleでは「スクアレン(スクワレン)とコレステロールは、素肌美場外のキー成分」を取り上げています)

(楽天、ミクシイでは「素肌美とコレステロール・・ほとんどの女性は、高コレステロールの心配無し・・メタボリックシンドローム診断基準には、コレステロール、LDL-コレステロールは含まれていない」を話題としています)

(はてな日記では『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・茶礼の喫茶・・夢窓疎石』を取り上げています)               

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その他の「低コレ&ローコレ日記」シリーズ
コレステロールと動脈硬化 コレステロールは脳力を磨く 低コレステロールの危険性

コレステロールは悪者では無い・・15 <2007.10.10>

 低コレステロールは危険; わが国の動脈硬化性疾患(心疾患、脳血管疾患)の死亡率は、動物性脂質、タンパク質摂取量が増してから低下傾向にある・・4

 前回は、動物性脂質摂取量の推移と摂取エネルギー(カロリー)推移にあって、カロリーベースで占める割合からの検討を、炭水化物、脂質同様に検討します

 タンパク質摂取量の占める、一日の摂取カロリーの内、動物性タンパク質摂取量、及び、総タンパク質摂取量の占める%で示します

 用いる資料は、厚労省による「平成16年 国民健康・栄養調査報告」(第一出版)によります。

I, IIは、それぞれ、以下の如くを表します

I; 一日の総カロリー摂取の内、総タンパク質の占めるカロリー%; 総タンパク質摂取カロリー/一日総カロリーX100

II; 一日の総カロリー摂取の内、動物性タンパク質摂取の占めるカロリー%; 動物性タンパク質摂取カロリー/一日総カロリーX100

 年次 ’46 ’55 ’60 ’65 ’70 ’75 ’85 ’90 ’95 ’00 ’04

 I   12.4  13.3 13.3 13.1 14.0 14.6 15.1 15.5 16.0 15.1 14.9

 II   4.6   4.2  4.7  5.2  6.2  7.0  7.7  8.2  8.7  8.6  8.0  

 以上、総タンパク質の占める%依存度は、戦後の121%程度から、動脈硬化性疾患による死亡率が低下を始めた、’70には、14%レベルまでの上昇となりました

 その後、現在に至るまで、15〜16%レベルとなっています。

 つまり、総タンパク質摂取による一日カロリー依存%は、それほどの上昇とはなっていません

 一方、動物性タンパク質に依存する摂取カロリー依存%は、戦後間もなくは、4%レベルに在ったのが、動脈硬化性疾患の低下を始めた’70年には、6%までの上昇となり、その後から現在に至るまで、8%レベルを保っています

 およそ、動物性タンパク質に依存する摂取カロリー%は、二倍ほどの上昇となっていると判ります。

 つまり、動物性脂質依存カロリー%同様に、動物性タンパク質依存カロリー%は上昇していることになります

 わが国の死因の二位、三位を占める心疾患、脳血管疾患による動脈硬化性疾患の死亡率の低下は、動物性脂質、タンパク質に依存する割合が増加してから、その低下が続いていることになるのです

 近年、よく話題となり、食事の西欧化に伴なって、動脈硬化性疾患死が、増加しているとの解釈には、正当性があるとは言えない結果となっていることを示していることになります

 ’05年度の心疾患、脳血管疾患による死亡率も、引き続き、低下を続けて、最低を示したと発表されたばかりです。

 動物性肉食の果たしている役割、重要性については、表面的な植物食品依存には、多くの問題を抱えていることを示すものと思います

(Googleでは「スクアレン(スクワレン)とコレステロールは、素肌美のキー成分・・ビタミンD3は、スクアレン・コレステロール合成・代謝系を介して合成される素肌美成分」を話題としています)

(楽天、ミクシイでは「素肌美とコレステロール・・ほとんどの女性は、高コレステロールの心配無し・・わが国を代表する大規模臨床試験結果では、スタチン系コレステロール低下薬投与による心疾患死亡率は低下していない」を話題としています)

(はてな日記では『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・茶礼の喫茶・・夢窓疎石は和魂漢才の茶の湯の開山』を取り上げています)

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コレステロールは悪者では無い・・14 <2007.10.9>

  低コレステロールは危険; わが国の動脈硬化性疾患(心疾患、脳血管疾患)の死亡率は、動物性脂質とタンパク質摂取量が増してから低下傾向にある・・3

 前回までに、炭水化物摂取量、及び、エネルギー・カロリー摂取量が、動物性の脂質、及び、タンパク質摂取量と逆に、わが国の死亡率の二位、三位にある動脈硬化性疾患の心疾患、脳血管疾患による死亡率は低下傾向になっていることを示してきました

 今回は、動物脂質摂取量の推移と摂取エネルギー・カロリー推移にあって、カロリーベースでも占める%の推移を、前回の炭水化物同様に、検討します

 動物性脂質摂取量については、魚介類の脂質を含んだ場合と、除いた場合とについての検討とします

 加えて、動物性脂質の魚介類+植物性脂質に対する割合の推移も検討です

 資料は、厚労省による「平成16年 国民健康・栄養調査報告書」(第一出版)によります。

 I; 動物性脂質摂取カロリー%/一日総カロリー

 II; 動物性脂質(魚貝類を除く)摂取カロリー%/一日総カロリー

III; 動物性脂質(魚介類を除く)/魚介類の脂質+植物性脂質

年次 ’46 ’55 ’60  ’65  ’70   ’75  ’85 ’90  ’95 ’00 ’04

I;   7.0  8.7  10.6  14.8  18.0   22.3  24.5 25.3  26.4 26.5 25.6

II;   ー  1.2   2.4   4.6   7.2   8.5   9.5  9.7   10.6 10.6 10.1 

III;   ー  0.16  0.26   0.45  0.61  0.61  0.63 0.62  0.67 0.67 0.65                                 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 戦後、如何に、動物性脂質摂取量が、少なかったかが判ります

 取り分け、いわゆる動物性の肉食(魚介類の脂質を除く)摂取が低レベルにあったのです

 ’65年ごろより、上昇レベルが早まっています

 ’70年以後からは、心疾患、脳血管疾患の死亡率は、低下に転ずることは、既に、取り上げた通りですが、動物性肉食による脂質摂取カロリー%は、10%レベルとなり、トータルな脂質摂取カロリーは、25%レベルにあることがわかります

 III; に示しますように、動物性脂質が、魚介類の脂質+植物性の脂質に対する割合が、0.6レベルまでの上昇が認められています

 つまり、私ども日本人の動物性脂質が占めるカロリーベースでの依存%は、いわゆる動物性肉食に、10%、トータルで、25%となります

 動物性肉食による脂質摂取は、魚介類や植物性脂質にたいして、0.6レベルが重要だと推察できます

 動脈硬化性疾患の死亡率低下には、動物性肉食が,如何に役立っているかを示す結果となっています

 肉食が、食事の西欧化として、問題、問題と、コレステロール同様に、悪者視して、植物食品依存を奨めるばかりが良いとは言っておられないといえます

 前回に示しましたように、炭水化物に依存する摂取カロリー依存は、現在では、55%レベルに在ります。

 残るは、タンパク質摂取量の推移にあって、動物性とトータルとが、如何なる状況にあるかとなります

 (Googleでは「スクアレン(スクワレン)とコレステロールは、素肌美のキー成分・・ビタミンD3もスクアレン・コレステロール合成系と関連している」を取り上げています)

 (楽天、ミクシイでは「素肌美とコレステロール・・ほとんどの女性は、高コレステロールの心配無し・・日本動脈硬化学会の想定するコレステロール基準値と大櫛グループ基準値とでは、コレステロール低下薬投与対象者に大きな差が生ずる」を取り上げています)

 (はてな日記では『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・茶礼・・夢想礎石』を取り上げています)

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コレステロールは悪者では無い・・13 <2007.10.5>

 低コレステロールは危険; わが国の動脈硬化性疾患(心疾患、脳血管疾患)の死亡率は、動物性脂質摂取量が増加してから始まった・・6・・炭水化物摂取量 & エネルギー摂取量の低下が始まって、動脈硬化性疾患死亡率は低下傾向となる・・2

 前回、厚労省による「平成16年 国民健康・栄養調査報告」(第一出版)からの紹介で、戦後の1946年(昭和21年)からの炭水化物摂取量の推移、及び、エネルギー摂取量の 推移について取り上げました

 炭水化物とエネルギー摂取量は、既に取り上げましたように、動物性脂質、タンパク質摂取量の推移とは逆に、低下傾向を続けているのです

 つまり、わが国の三大死因の内で、二位と三位を占める動脈硬化性疾患の心疾患と脳血管疾患の、いずれの死亡率も低下減少傾向にあるのですが、その低下傾向に、相応して低下傾向にあるのは、炭水化物摂取量とエネルギー摂取量なのです

 今回は、炭水化物摂取量の推移とエネルギー摂取量の推移について、それぞれの低下傾向にあって、どのような摂取カロリーに対する炭水化物の占める割合関係にあるかを検討してみます

 比; 一日に占める炭水化物の占めるカロリー%= 炭水化物摂取量(gr)X4/ エネルギー摂取量(kcal)X100を示します。   

年次  ’46 ’50 ’60 ’70 ’75 ’80 ’85 ’90 ’95 ’00 ’04

比    81.2 78.8 76.0 66.8 60.0 66.8  57.2 56.8 54.8 54.8 56.0                                 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 以上より、戦後の’46年には、炭水化物の摂取量は、一日の摂取エネルギーの81.2%を占めていたのですが、現代では、55%ぐらいに低下していることを示しています

 つまりは、前回取り上げましたように、一日の摂取エネルギー・カロリーレベルが、戦後レベルまで低下をしているのですが、炭水化物摂取レベルが著しく低下していることになります

 しかし、状況としては、動脈硬化性疾患の心疾患死亡率、及び、脳血管死亡率は、減り続けていると言うことです

(楽天、ミクシイでは「素肌美とコレステロール・・ほとんどの女性は、高コレステロールの心配無し・・日本動脈硬化学会の想定するコレステロール基準値は、コレステロール低下薬投与者を増してきた・・3」を取り上げています)

 (Googleでは、「スクアレン(スクワレン)とコレステロールは、素肌美のキー成分」を取り上げています)

 (はてな日記では『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・茶礼』を取り上げています)

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コレステロールは悪者では無い・・12 <2007.10.4>

 低コレステロールは危険; わが国の動脈硬化性疾患(心疾患、脳血管疾患)の死亡率低下は、動物性脂質摂取量が増加してから始まった・・5・・炭水化物摂取量 & エネルギー摂取量の低下が始まって、動脈硬化性疾患死亡が減少傾向となる

 多くの人達は、動物性肉食摂取量の増加にる、脂質、及び、タンパク質摂取量が増加して、食事が西欧化し、動脈硬化性疾患による死亡率が増加したと思っている人は多いと思います

 しかし、その逆で、炭水化物摂取量、及び、エネルギー摂取量が低下を始めてから、動脈硬化性疾患による死亡率は低下を始めているのです

 厚労省による『平成16年 国民健康・栄養調査報告書』(第一出版)からのデータ紹介での続きです。

・ 炭水化物摂取量とエネルギー摂取量の推移

(’46;1946、’00;2000、I;炭水化物gr/day、II;エネルギーkcal/day)

年次  ’46  ’50  ’60  ’70   ’75   ’80  ’85  ’90   ’95  ’00  ’04

I;     386   415  399   368   335   309   298  287   280   266   266

II;   1,903  2,098 2,096 2,221  2,226 2,116 2,088  2,026  2,042 1,984 1,902                      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 I;の炭水化物摂取量は、1946(’46)から、’50年には、415grlと最高値となり、その後、低下傾向となりました

 ’70年には、368grとなり、’75年には、335grと、急速な低下となっています。

 その後は、緩やかな低下傾向を示して、2004年には、266grまでの一日炭水化物摂取量までの低下となりました

 最高値の’50年(415gr)から、’70年(368gr)では、368/415X100=88.8%となり、’70年から、2004年(266gr)までには、266/368X100=72.3%となったのです

 ’50年から、2004年では、266/415X100=64.1%となり、35%の低下となり、’46年の386grより、如何に炭水化物摂取量が低下しているかが判ります

 動脈硬化性疾患の死亡率は、’70年以後は低下傾向となっており、動物性脂質、及び、タンパク質摂取量は、増加傾向となっていることより、その間、如何なる炭水化物食品の低下が関与しているかが注目となります

 次に、摂取エネルギー、カロリーも、低下傾向にあると判ります

 II;の一日摂取エネルギー摂取量は、’46年では、1,903kcalで、’04年度では、1,902kcalで、今や、昭和21年(’46)当時まで、一日カロリー量は、低下していることになります

 途中での摂取カローリーの変動は、’46年から、’50年には急速に上昇して、10%の上昇をしました

 その後、少しずつ上昇して、’75年にピークとなり、’46年から、17%の増加を記録しています

 それからは、摂取エネルギー・カロリーは、低下傾向に転じたのです。

 ’75年にピークから、’04年には、15%の低下をしているのです

 しかし、’46年と比較しますと、’04年は、99.995%と、ほぼ、同一レベルに戻ったと言えるのです

 つまり、摂取エネルギー・カロリーレベルは、終戦直後の食生活が、極めて、厳しい時代と同一状況にあるといえるのです

 それでも、現代人は、運動不足の肥満状態にあるといわれるのは、一体、如何なることかと、考えてしまいます

 つまり、今まで取り上げてきましたように、戦後の動物性脂質とタンパク質の摂取レベルは上昇し、炭水化物摂取と一日の摂取エネルギー量は、低下となっているのです

 そして、わが国三大死因の二位、三位を占める動脈硬化性疾患の心疾患と脳血管疾患による死亡率は、’70年以後から低下傾向となり、2005年度では、最低を記録しているのです

 (Googleでは「スクアレン(スクワレン)とコレステロール・・スクアレン(スクワレン)とコレステロールは素肌美のキー成分」を取り上げています)

 (楽天、ミクシイでは「素肌美とコレステロール・・7・・ほとんどの女性は、高コレステロールの心配無し・・日本動脈硬化学会の想定するコレステロール基準値はコレステロール低下薬の投与対象者を増してきた・・2」を取り上げています)

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コレステロールは悪者では無い・・11 <2007.10.3>

 低コレステロールは危険; わが国の動脈硬化性疾患(心疾患、脳血管疾患)の死亡率低下は、動物性脂質摂取量が増してから始まった・・4・・動物性脂質とタンパク質摂取量増加は動脈硬化性疾患死を増していない

 世に、食事の欧米化による動脈硬化性疾患死の増加が起こっていると思い込んでいる人は少なくないのでは

 高齢化社会となって、年齢構成の差を考慮せずに、租死亡率だけで見たとき、表面的には、そのように思わされることがあります

 しかし、年齢調整死亡率の検討によって、そのような過ちに陥らないような検討が可能になるのです

2005年度のガン、心疾患、脳血管死のいづれの、わが国三大死因は、最低を記録したのです

 それ故に、疫学的な統計データが示された時、そのどちらの死亡率が示されているかに注意する必要があります

 そうした視点から、戦後の動物性肉食によって増加した、脂質とタンパク質摂取量は、動脈硬化性疾患による死亡率の低下のみならず、寿命も延ばしているのだと言えます

 しかし、ただ単に、戦後の改善が、動物性肉食摂取のみによって、可能となったと言っているのではありません

 動物性肉食による脂質やタンパク質摂取増加が、動脈硬化性疾患死を増加させているとは言えず、減少している傾向にあると認識を改めて欲しいのです

 医療の発展によって、死亡する疾病構造は、年齢構成によっても影響があり、予防法や治療法が未解決の疾患が増加するのは、極、自然と言えるのです

 しかし、スタチン系のコレステロール低下薬の投与によって、心血管死を減らしているとはいえないのです

 また、わが国の食生活にあって、安易に、食生活の西欧化が悪いとは言えてないのです

 次に、話題としたいのが、炭水化物及びエネルギー摂取量の推移と、動脈硬化性疾患(心疾患、脳血管疾患)死との関係です

 動物性脂質及びタンパク質摂取量とは逆に、炭水化物及びエネルギー摂取量の推移は低下傾向にあり、動脈硬化性疾患死亡の減少と同様の傾向にあるのです

 次回とします。

 (Googleでは「スクアレン(スクワレン)とコレステロール・・スクアレン(スクワレン)とコレステロールは素肌美のキー成分」を取り上げています)

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コレステロールは悪者では無い・・10 <2007.10.2>

低コレステロールは危険; わが国の動脈硬化性疾患(心疾患、脳血管疾患)の死亡率低下は、動物性脂質摂取量が増してから始まった・・3・・動物性タンパク質摂取量の推移との関係

 動物性脂質摂取量は、1960年頃より、急速に増加をしています

 その後、今日に至るまで、動物性脂質摂取量は、低下しているとは言えません

 一方、1970年以後には、逆に、動脈硬化性疾患の心疾患、脳血管疾患の年齢調整死亡率は低下が始まったのです

 そして、今日にあっても、その死亡率は低下を続けています

 つまり、脂質摂取量が低下したからだとは言えないのです

 また、既に取り上げたのですが、血中総コレステロール値にあっても、1997年以後、低下をしているとはいえません

 マイ ドグマとして、人類は、食肉摂取に含まれるコレステロールとグルタミンによって誘発される脳の発展が発展して、知力もつけて、長寿となっていると主張しています

 そこで、今回は、動物性食肉にリッチに含まれるグルタミン摂取量の増減を見るためにも、戦後の食生活にあって、動物性タンパク質摂取量の推移との関係を検討しておきます

 資料は、厚労省による「平成16年 国民健康・栄養調査報告」(第一出版)からです。

 ・ 動物性タンパク質摂取量と総タンパク質摂取量の推移

 (’46;1946、’00;2000、I;動物性タンパク質/一日、II;総タンパク質/一日, I/II; I/II X 100)

年次    ’46  ’60 ’70 ’75  ’80  ’85  ’90 ’95  ’00 ’04

I;gr/day  10.5  24.7  34.2  38.9  39.2   40.4  41.4  44.4  41.7  38.0

II;gr/day  59.2  69.7  77.6  81.0  78.7  79.0  78.7  81.5 77.7  70.8

I/II     17.7  35.4  44.0  44.0  49.8   51.1  52.6  54.4  53.7  53.7                                   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

動物性タンパク質摂取量は、’46年(昭和21年)以後、上昇を始め、’70年では、34.2となっています、その後、’85年以後は、40gr以上となりました

 その後、’95年をピークに、やや減少傾向にはあります

 総タンパク質摂取量に対する動物性タンパク質の占める割合は、’85年以後は、50%以上を占めるにいたっています

 また、動物性タンパク質摂取量は、前回取り上げましたように、動物性脂質摂取量とほぼ同一の傾向にあることを示しています

 動物性タンパク質摂取量の増加にともなって、動脈硬化性疾患の心筋梗塞などのよる心疾患死、脳卒中などによる脳血管疾患死亡は、増加傾向となるどころか、低下傾向となっているのです

 つまりは、「食事の西欧化による動脈硬化性疾患死の増加」とはなっておらず、逆に、長寿に貢献していると言えるのです

 (Googleでは「スクアレン(スクワレン)とコレステロール・・スクアレン(スクワレン)とコレステロールは素肌美のキー成分」を取り上げています)

 (楽天、ミクシイでは「素肌美とコレステロール・・ほとんどの女性は、高コレステロールの心配無し」を取り上げています)

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コレステロールは悪者では無い・・9 <2007.10.1>

 低コレステロールは危険; わが国の動脈硬化性疾患(心疾患、脳血管疾患)の死亡率低下は、動物性脂質摂取量が増加してから始まった・・2

 わが国の三大死因の二位、三位を占める動脈硬化性疾患は、心筋梗塞などの虚血性心疾患および脳卒中などの脳血管死亡を意味します。

 『食事の西欧化によって、動脈硬化性疾患死が増えた』と思っている人は多いと思います

 しかし、1970年頃以後から、モットも近年の発表された2005年の年齢調整死亡率にあっても、心臓、脳のいずれの動脈硬化性疾患による死亡率は低下を続けて、最低を続けています

 前回示しましたように、動物性脂質摂取量は、1955年頃より増加を始め、1973年以後、今日に至るまで、4.5倍ほどの摂取を続けているのです

 ・つまり、動物性脂質摂取は、動脈硬化性疾患の死亡率とは、逆の関係にあることになります

 ・取り分け、脳出血などによる脳血管疾患の死亡率の死亡率の低下は、著しく、動物性肉食摂取による栄養条件の改善が貢献していると言えます

 ・血中コレステロール値の年次推移にあっても、近年の調査にあっても、低下しているとは言えません

 ・また、スタチン系コレステロール低下薬の使用によって、血中コレステロール値やLDL−コレステロール値の低下療法によって、わが国の心血管死亡率を低下させているとも言えないのです

 ・血中コレステロール値は、50歳以上の更年期以後の女性で、増加することは、よく知られたことです

 しかしながら、前回、2005年のわが国の動脈硬化性疾患死亡率についての紹介をしましたが、心疾患、脳血管性疾患による死亡率は、男性に比して、半分ぐらいと少ないのです

 ・それでも、わが国の男性の心疾患死亡率は、2005年では、人口10万人当たり83.7人で、欧米各国に比して、2〜7倍に及ぶほど少ないのです

 ・それだからと言って、わが国の血中コレステロール値が、欧米に比して、低いからだとは言えないのです

 次に、問題となるのが、脂質でも、動物性脂質といっても、魚介類の脂質との関係、植物性脂質摂取量との関係が問題となります

 資料は、厚労省による「平成16年 国民健康・栄養調査報告」(第一出版)からです。

・ 動物性脂質/(植物性脂質+魚介類の脂質); 動物性脂質摂取量に対する植物性脂質と魚介類由来の脂質との比。

 比の値が、上昇することは、動物性脂質摂取依存が増加したことを意味します

 1955年以後の年次推移

 ’55   ’65   ’70   ’75   ’85   ’95   ’00    ’04

 比; 動物性脂質/植物性脂質+魚介類の脂質

 0.16  0.45  0.61  0.61  0.63  0.67  0.66   0.65

 動物性脂質摂取量(魚介類の脂質を除く); gr/一日

 2.8   5.6  17.6    20.9  22.0  24.0  23.0   21.4                            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・魚貝類を除く動物性脂質摂取量は、1955年(2.8)以後に増加を始め、1975年以後は、20以上のレベルを保っているのです

 ・そして、動物性脂質摂取量の植物性脂質プラス魚貝類の脂質摂取量に対しても、1970年以後、ほぼ、一定の比を保っています。

 ここでは示しませんでしたが、一日の脂質創摂取量も、1955年以後に増加を始め、1970年以後、ほぼ同一の脂質摂取量を保っているのです

 以上より、戦後、食生活が、動物性脂質摂取量増加によって、心臓や脳血管の動脈硬化性疾患死亡が増したのではなく、逆に、減少を続けているのだと判ります

 私のドグマ、肉食動物摂取によって、コレステロールとグルタミン摂取を増やして、『脳力』を増し、「筋力」もつけて、大リーグで、ホームラン王を競うような選手が現れて欲しいものです。

 (Googleでは「スクアレン(スクワレン)とコレステロール・・スクアレンとコレステロールは素肌美のキー成分・・その3」を話題とします)

 (楽天、ミクシイでは「素肌美とコレステロール・・ほとんどの女性は、高コレステロールの心配無し・その4」を取り上げています)

 (はてな日記では『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・29・・わが国の喫茶・茶の湯文化の歴史・・茶礼』を取り上げています)

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コレステロールは悪者では無い・・8 <2007.9.28>

 低コレステロールの危険・・心疾患の「死亡率」は低下している・・その2・・わが国の動脈硬化性疾患の死亡率低下は動物性脂質摂取量が増加してから始まった・・1

 前回、租死亡率と年齢調整死亡率の相違について、話題としました。

 この40年で、わが国の平均年齢は、12歳以上の増加をしていますから、年齢分布が、大きく変わっています。

 いわゆる、少子高齢化社会となっていますから、自ずから、疾病構造や死因となる疾患も、影響を受けることになります。

 動脈硬化性疾患やガンなどの高齢化に伴なって、増加する疾患が問題となっているのは、そのためです。

 それ故に、年齢調整死亡率で、その変化を考慮する必要があるのです

 動脈硬化性疾患の代表であり、わが国の死因の二位と三位を占めているのが、心疾患と脳血管疾患です。

 しかし、前回述べましたように、両疾患とも、男女共に、1970年前ぐらいから、年齢調整死亡率は、低下傾向となっています

 逆に、動物性脂質摂取量は、増加したのです

最近、厚労省が発表しました、2005年の死因別の年齢調整死亡率の変化を見てみます。

 心疾患死亡率; 人口10万人当たりの死亡率では、全体では、男性は83.7人、女性では、45.3人となっています。

 1970年頃では、男性は、160人位で、女性では、110人ぐらいでした

 つまり、心疾患による死亡率は、男性では、半分程となり、女性では、40%程に減少したことになります

 そして、心疾患の死亡率は、2005年度の男女で比較しますと、男性の方が、1.8倍ほど多いと判ります。

 脳血管疾患死亡率; 人口10万人当たりの死亡率は、全体では、男性は、61.9人、女性では、36.1人となっています。

 1970年頃では、男性は、350人位で、女性では、240人ぐらいでした

 男女での減少を見ますと、男性では、18%程となり、女性では、15%程に減少していることになります

 また、脳血管死亡率は、2005年度の男女での比較は、男性の方が、1.7倍ほど多いことになります。

 以上より、動脈硬化性疾患の心疾患及び脳血管疾患死亡率は、2005年度には、いずれの疾患にあっても、男女共に、減少傾向にあり、過去最低となっているのです

 次に、わが国の動物性脂質摂取量を見てみます。

 厚生労働省による、平成16年 国民健康・栄養調査報告によりますと、以下の如くです。

 動物性脂質摂取量の1952年=100として、その推移を見ますと以下のようです。

 1952年以後、動物性脂質摂取量は、増加傾向となり、1970年には、340となり、1973年頃には、430ほどに増加しています

 その後は、450を中心とするレベルを保って、上下の繰り返しとなっています

 つまり、動物性脂質摂取量は、動脈硬化性疾患が減少を始めた時期より、15年ほど前から増加をしていたことになります

 そして、その後、現在に至っても、450、つまり、4.5倍ほどの動物性脂質摂取量は増加したレベルを保っているのです

 しかし、前述しましたように、心疾患及び脳血管疾患の動脈硬化性疾患による死亡率では、いずれにあっても、女性は、男性に比して、半分ほどと低いのです

 また、血中総コレステロール値は、50歳以後の更年期の女性にあって、男性より高いレベルにあります

 つまり、動物性脂質摂取量増加や血中コレステロールが高いレベルにあることが、動脈硬化性疾患による死亡率の増加とはなっていないことが明らかだとわかります

 以上明らかなことは、よく言われるような『食事の欧米化に伴なっての動物性脂質摂取量増加による高コレステロールなどの高脂血症が、動脈硬化性疾患による死亡を増加させている』とは言い難いとなります

 ムシロ、死亡率から見ると逆だとなります

 人間の「脳力」を判定する方法、基準があれば、食事成分の効用を定めやすく、判りやすいと思うのですが。

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コレステロールは悪者ではない・・7 <2007.9.27>

 低コレステロールの危険・・心疾患の「死亡率」は低下している・・その1

 わが国の三大死因は、2005年度の調査で、最低となるほど低下しているのです

 動脈硬化性疾患、心筋梗塞などによる心疾患、脳卒中などの脳血管疾患による死亡率は、1970年頃から減少に転じて減少を続けています

 ガンについても、1995年頃より低下傾向となっています。

 つまり、わが国の三大死因は減少傾向を続けているのです

 しかしながら、動脈硬化性疾患の死亡は、ガン死と共に、増加していると思っている人、或いは、思わされている人は、少なくないのが現実だと思います

 つまり、わが国の三大死因による死亡は、危険性を強調したい時には、増加していると言われ、対策の有効性を強調したい時には、減少していると言われる傾向にあります

 そのことは、疫学的な調査による、死亡率には、二種類があり、その使い分けにあるのです

 ただ、死亡率と表現された場合に、どちらの死亡率かを確かめなければ、間違った理解や知識となってしまうのです

 死亡率には、租死亡率(crude mortality)と年齢調整死亡率(age-standardized moratality )があるのです

 租死亡率は; ある人口集団にあって、一定の期間内の死亡者数との割合を示すものです

 例えば、人口1000人の町で、一年間で、心筋梗塞による死亡者が、10人であれば、租死亡率は、10/1000x100=1%となるのです。

 人口構成で、どのような年齢層の男女からなるかは、問題としません。

 つまり、高齢者が多くなっても、関係無しです

 年齢調整死亡率; 構成人口にあって、年齢構成が変わったり、特定の年齢層に偏在していた場合には、それだけで、死亡数や死亡原因は、変わります

 それ故に、年齢構成の差を考慮した死亡率が、年齢構成死亡率なのです

 最近のように、高齢者が増えれば、自ずから、その死因や死者数は変わっても不思議はありません

 わが国では、平均年齢は上昇しています

 この40年間に、12歳以上、上がっていますから、12歳上昇した高齢社会となっているのです

 租死亡率から見ると、1970年頃より、脳卒中による脳血管疾患死は減少していますが、ガン死と心筋梗塞などの心疾患は、上昇傾向にはあります

 しかしながら、年齢調整死亡率では、ガン死は、1995年頃より低下傾向にあり、脳卒中による脳血管疾患死亡と心筋梗塞などの心疾患死は、減少を続けています

 つまり、高齢化に伴なって、一見死亡率が増えたように見えるのが、租死亡率で表された場合なのです

 それ故に、年齢調整死亡率が、どのようであるかが大切と判ります

 例えば、食事の欧米化、肉食、脂質摂取が増えたから、XXXX・・・と言ったような説明が、必ずしも、正しいと言えないのです

 次回に、肉食摂取や脂質摂取が増加したから、動脈硬化性疾患死亡が増えたどうかを検証してみましょう

 

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コレステロールは悪者ではない・・6 <2007.9.26>

 コレステロールの役割・・肉食によるコレステロール プラス グルタミン摂取が人間の脳を進化させた・・グルタミン酸と脳・・私のドグマ・その2

 前回、私どもの先祖が地上に降り立ち、肉食動物が食べ残した肉片を食することによって、脳の発達に必要不可欠なコレステロールとグルコース摂取レベルが上がり、ホモ・サピエンスとしての進化につながったとのドグマを話題としました。

 肉食は、タンパク質、アミノ酸の豊富な供給源となり、その内、グルタミンは人間らしい知能の発展に役立ったのです

 肉片は筋肉を食することになり、タンパク質、アミノ酸の摂取となるのです。

 人の筋肉は、アミノ酸の内でも、グルタミンを、50%以上、60%に及ぶほど、含んでいると言われているのです。

 他の動物にあっても、筋肉にとっては、グルタミンは重要な成分となって含まれています。

 一方、アミノ酸の、グルタミン酸は、脳内の情報伝達物質としての主役として働いているのです

 脳神経細胞間にあっての情報伝達の40%を担うといわれているのです

 中枢神経系に広く分布して、アルツハイマー病と関係する海馬での記憶の中心役として不可欠なのです

 眼、鼻、触覚などの感覚にとっても、キーとしての役割を果たしているのです

 このグルタミン酸は、人の脳では、ブラッドブレインバリヤーと言う、脳血管のバリヤーを通過することが出来ません

 しかし、筋肉の主成分・グルタミンは、通過できるのです

 そのグルタミンが脳内に入って、グルタミン酸となるのです。

 また、グルタミン酸からは、脳内で、GABAが作られるのです。

 このGABAもアミノ酸で、最近、血圧低下作用など、サプリメント、健康食品成分として注目されていることは、御存知のとうりです。

 GABAも、前述のブラッドブレインバリアーは通過できないと言われていますから、グルタミンが有効成分と言えます。

 ついでに、説明しておきますが、お茶の安らぎ成分と言われるテアニンも、アミノ酸の一種なのです。

 そのテアニンも、グルタミン酸から作られるのです。

 以上より、筋肉の主成分、グルタミンは、脳内でグルタミン酸となり、中枢神経の人間らしい記憶、感覚のキーとなる役割を果たす成分供給役なのです

 また、GABA,テアニンなどの脳に影響を与えるアミノ酸成分とも、密接に関係しているのです。

 つまり、ホモ・サピエンスが、地上に降り立ち、植物性食品に加えて、肉食摂取を始めたことが、コレステロール、グルコースに加えて、アミノ酸、取り分け、グルタミンを豊富に摂取することになったのです

 人間の脳が発達するためには重要成分の摂取になったのです

 最近は、動物性食品、肉食が、わが国の動脈硬化性疾患を増やしたとの情報が飛び交っています

 しかし、肉食は、コレステロール、グルタミンなどの脳の発達に必要な成分摂取に、極めて、役立ったのです

 わが国の戦後の肉食や脂質摂取が、動脈硬化性疾患を増やしたとのドグマが流布しています

 次回から、そのドグマの矛盾を取り上げます。

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コレステロールは悪者でない・・5 <2007.9.20>

 コレステロールの役割・・コレステロールとグルコースがホモ・サピエンスを進化させた!!・・マイ ドグマ

 今回は、私のドグマです。

 前回、人体のコレステロールの内、その四分の一は、脳に集中すること

 加えて、コレステロールは、脳の発達に必須との事実を紹介しました

 そして、脳が、多量のグルコースを必要とすることは、よく知られたことです

 私は、ホモ・サピエンスとして、地上に降り立ち、二本足歩行と脳の発達による知恵を働かせる人類へと導いたのは、脳が,殊更、必要とする栄養素のグルコースとコレステロールを食する術を得たからだと思っています

 最近、出版されました、アン・ギボンズ著(河合信和訳 新書館)「最初のヒト The First Human」が、人類の誕生をめっぐて、注目を集めています

 ホモ・サピエンスは、20万年ほど前に、アフリカで生まれたとのことです

 人類が、樹上の生活から、肉食動物の攻撃を受ける危険があるにもかかわらず、地上に降りたったのです

 地上の食物を食べるようになったことで、必然的に、食べ物の巾を広めることになりました

 その注目が、動物性食物を食べるようになったことです

 人類は、肉食動物が食べ残した肉を、岩陰から探して食べるようになったことから始まったと言われているのです

 骨に張り付いて残った筋肉や血を食べたのです

 つまり、動物性タンパク質プラス脂質成分を食することになったのです

 今日的に言えば、植物食品プラス動物食品となり、筋肉を食べたことは、効率の良く、格段に栄養成分の種類と巾を広げたのです

 必然的に、カロリー成分、必須アミノ酸や必須脂肪酸のみならず、コレステロールを食べることになりました

 グルコースとコレステロールの摂取は、ヒトの脳の発達を促進したこと間違いなしです

 食べ物を乾燥させて保存し、火を用いることや道具開発につながったのです

 マスマス、グルコースとコレステロールを安定的に食することになり、脳は発達して、地上生活での二本足歩行による運動能力と知恵を働かせる術を心得たのです

 言葉や絵文字による意志伝達、知恵の蓄積は進んで、人類文明の発展につながったのだと思います

 他の動物に比して、人類の食べ物の巾が広いことは、多様な栄養成分を摂取することによる肉体と知恵の発展を促いたのです

 脳にとっては、地上に降り立つ生活を始めたことによって、グルコースとコレステロール摂取が容易となり、大脳の発達を促進することになった

 そして、他の生き物と異なった、人類史を築くことになったといえるのです

 今日でも、人間は、動植物から多様な食品や栄養素を接収することが必要、不可欠なのです

 反乱する誤った栄養学には惑わされないことです

 低コレステロールは、問題なのです

 以上より、人類は、地上に降り立ち、グルコースとコレステロールを、豊富に摂取できるようになったことが、理知と創造力、人間的精神の文明と文化を築くキーとなった; 私のドグマです

 (Googleでは 「スクアレン(スクワレン)とコレステロール代謝・・スクアレン(スクワレン)とコレステロールは、素肌美の必須成分」を話題としています)

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コレステロールは悪者でない・・4 <2007.9.19>

 コレステロールの役割・・コレステロールは総体重の0.2%を占め、四分の一は脳に

・ 人体にあって、コレステロールは、総体重の0.2%を占めているのです

 つまり、体重が、50kgの人では、50x0.2=0.1kg=100gとなります。

 それ故に、体重によって変わることになりますが、およそ、100〜150gを占めていることになります

 その内、人にあっては、コレステロールは、脳に多くが集中しています

 およそ、人体コレステロール量の四分の一は、脳が占めているのです

 如何に、脳が、コレステロールを必要としてるかがわかります。

 神経系には、他にも、コレステロールは、ミエリン鞘など神経組織、副腎などにも多量に含まれ、脳、神経系の構造と機能を営む上で重要な役割を果たしているのです

 低コレステロールは、眩暈、シビレなどの神経障害や高齢者の認知能力が低下し易くなる原因となると考えられているのです。

 アルツハイマー病などの認知症との関係も課題となっています

 低コレステロールが続くと、脳でのセロトニン産生が低下して、前頭葉が果たす人間的な統合的能力が低下する可能性が指摘されています

 暴力性、攻撃性が亢進すると指摘されているのです。

 また、低コレステロールによって、自殺、他殺、事故死が多くなるとあります

 トラブルを起こしやすくなり、不登校、停学者には、低コレステロールの生徒が多いとの指摘があります

 いずれも、前頭葉の機能低下を示すものです

 最近、「コレステロールは脳の発達に必須」との産業技術総合研究所の小島正己主任研究員による論文発表についての報道が、日本経済新聞にありました(2007年、6月14日)。

 脳の発達に、コレステロールが欠かせないとの成果です。

 神経細胞を成長させる神経栄養因子がコレステロールの合成を促進して、神経の情報伝達機能を強化すると言うのです

 そして、アルツハイマー病などの治療の開発に結びつく可能性が期待されているのです

 以上の事実は、低コレステロールによる脳出血に加えて、脳神経系の知的機能にとって、コレステロールが、如何に重要かを示しているものだと判ります

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コレステロールは悪者でない・・3 <2007.9.18>

 コレステロールの役割・・細胞膜の25%を占める

 低コレステロールが、ガン、脳出血、感染症、自殺・事故死を増すとの事実は、生体内で、如何に、コレステロールが生命力維持にとって、基本的に重要で、大切な役割を果たしているかを示ものです

 生体内での、コレステロールの占める役割を学んでおきます。

 ・ コレステロールは、人の細胞膜脂質の25%を占めている

  生体膜は、脂質の二重膜によって形成されているのですが、その四分の一は、コレステロールが占めていることになります

  細胞膜成分として、細胞核膜、細胞内小器官のミトコンドリアやミクロゾームなどのオルガネラ膜、神経のミエリン鞘などには欠くことの出来ない構成成分なのです。

  細胞膜の安定性や流動性を保つ役割を担っているのです

  また、二重膜からなる細胞膜の表面は、糖タンパク質に覆われています

  その糖タンパク質の構成によって、それぞれの細胞が果たすべき役割も決まります

  例えば、血液型や免疫細胞の役割などです。

  その糖タンパク質の合成に、トリトリペンの仲間のドリコールが関係しています

  細胞表面の糖タンパク質が、細胞の果たす役割を担っていることは、ドリコールの重要さを示すことになります。

  悪性腫瘍細胞や免疫系の細胞にも関与することになります

  低コレステロールが、ドリコールを介した、ガンや感染症との関係に影響する可能性は、無視できないと思います

  このドリコールは、コレステロール合成の過程で、ファルネシルピロリン酸から、人では、コエンザイムQ10と同様に、合成されるのです

  植物では、コレステロールの合成・代謝系からビタミンAなどのグループで、抗酸化作用も期待されるカロチノイドビタミンEなどのグループのイソプレノイドも合成されるのです。 

 以上より、コレステロールが、細胞膜の安定性の安定性に加えて、抵抗力増強とも深い関係にあると判ります

 ガン、脳出血、感染症とのかかわりを示しています。

 低コレステロール血症は、脳出血のみならず、脳梗塞後に発生する脳出血の原因ともなっているのです

 かって、東北地方で、脳出血が多く発生した理由は、高塩分摂取によると考えられてきました

 しかし、貧しい食生活ゆえの低コレステロールの人達が多かったことも、想定されます。

 以上、血中総コレステロール値<180mg/dl, LDL−コレステロール値<100mg/dl の危険性を示唆するコレステロールの役割や合成・代謝系は重要なのです

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コレステロールは悪者でない・・2 <2007.9.14>

 コレステロールは、人体の構成成分と機能成分として不可欠

 コレステロールは、生体の脂質構成成分として不可欠、最重要成分なのです

 また、生体の機能成分としても、コエンザイムQ10,ドリコール、ステロイドホルモンや胆汁酸などの生理活性物質合成にとっても、必要不可欠な成分なのです

 それにもかかわらず、コレステロールが悪者扱いされた悲劇は、次の二点から始まったと私は思います

 概略的には、次のようになります。

 まず、第一は動脈硬化症の完成型にあって、粥状硬化と言われる部位に、コレステロールを中心とする脂質が動脈血管壁(内膜)に蓄積した病態が認められたこと

 また、粥腫(プラーク)と呼ばれる血管内膜の隆起状病変にも、コレステロールを主とする脂質プールが認められること

 つまり、動脈硬化性病変部位で認められるメジャー成分だと言うことです

 その病変には、同時に、泡沫細胞と称する細胞の存在があります

 泡沫細胞は、マクローファージ(食細胞)が、コレステロールを取り込み、食べ過ぎた細胞のなれの果てと言うべき細胞です。

 しかし、マクロファージは、不幸にして、脂質を食べこんでも、コレステロールを分解する酵素系がないために、ドンドン、細胞内に溜め込んでしまったために泡沫細胞状態となった残骸細胞と言えます

 言い方によっては、コレステロールを食い過ぎて、パンパンに膨れ上がった細胞なのです。

 つまり、動脈硬化症の結果的な過程で、コレステロールは分解されずに、残ってしまう悲劇があったのです

 次に、LDL−コレステロール(LDL−C)を、わが国では、キャッチコピー的に悪玉コレステロールと名づけて、その、一件判ったような流布に成功したことがあります

 実際には、酸化型LDLが問題であるにもかかわらず、LDLが悪者との概念を広げることに成功してしまったのです

 LDLが、傷ついた血管内膜を修復しようとコレステロールを運んできたら、酸化型LDL−Cが血管内膜に残ってしまったのです

 しかし、動脈硬化性疾患の初期過程として重要なのは、酸化ストレスが血管の内皮細胞を傷つけられると、血小板が集まり、凝固系が作動して、修復しようとするところから始まるのです

 言ってみれば、皮膚を傷つけ、出血すると、血小板や血清凝固成分の出動があるのと同様です。

 酸化LDLや炎症タンパクのCRPが危険なパラメーターなのです

 今日、メタボリックシンドローム(メタボリック症候群、代謝症候群、内臓脂肪症候群)が注目を集めるのは、酸化ストレスが炎症に関連するサイトカイン、接着分子の産生を促して、慢性の炎症を誘発するようになることが、動脈硬化性疾患始まりとなり、予防にとって重要となってきたからです

 内臓脂肪細胞が、アディポカイン(アディポサイトカイン)という各種のサイトカインの分泌異常にとって、大きな役割を果たしているから関心を集めるようになったのです

 肥満・痩せ、糖尿病、高脂血症、高血圧、加齢などが話題となるのは、酸化的ストレス、炎症、サイトカインの分泌異常に影響を持っているからなのです

 傷ついた血管内皮細胞を速やかに修復することが、その後の粥腫(プラーク)を作らせないためには、キーとなります

 その傷ついた血管内膜を修復するために、LDL−Cがコレステロールを速やかに運んでくることは、初期修復にとって、極めて重要なのです

 修復が完成しなければ、次から次にLDL−Cがコレステロールを運んでくるようになり、マクロファージが、消化も出来ないにもかかわらず、食い食い続けることになってしまうのです

 つまり、火事の初期消火の大切さと同様です。

 その時、低LDL−C,低コレステロールは、必要なコレステロールを補給できない危険を伴なうと判ります

 また、修復が速やかに出来なければ、血管がもろくなって出血し易くなるのです

 低コレステロールが、脳出血を増す理由が理解できると思います。

 既に、何度も紹介してきました、大櫛グループによる「コレステロール治療のガイドライン 2006.03」での低コレステロールの危険性の基準となるのです

 血中総コレステロール値<180mg/dl, LDLーC<100mg/dlは、例え、心筋梗塞などの虚血性心疾患に罹った人でも、守るような基準となっている理由です

 脳出血以外に、ガン、感染症、自殺・事故死などの予防に低コレステロールが危険なのは、コレステロール自身が持つ細胞成分としての役割にプラスして、その合成・代謝系と関連する生体重要成分が関与しているからなのです

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コレステロールは悪者でない・・1 <2007.9.13>

 コレステロールへの認識を改めよう

 現状では、血中総コレステロール値(TCH,mg/dl)やLDL−コレステロール値(LDL-C, mg/dl)は悪者のイメージが定着して、高いことは悪いこと、好ましくないことと、今尚、思っている人は少なくありません

 しかしながら、動脈硬化性疾患の予防や診断、治療に占める位置は、大きく変わっています

 日本動脈硬化学会は、この四月には、『動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2007年版』として、2002年以来の改定を行いました。

 その主な改定のポイントは、「高脂血症」の病名を「脂質異常症」と変更したこと、及び、TCHを予防、診断、治療の基準判定から削除したことです

 その背景には、TCH>220を高コレステロールと判定して、スタチン系コレステロール低下薬を投与しても、心血管死亡率の低下にはつながっていない、わが国の大規模臨床試験の結果にあると思います

 わが国の三大死因の心筋梗塞などの心疾患による年齢調整死亡率は、脳血管疾患による死亡と同様に、1970年頃より、今尚、減少を続けています

 しかしながら、TCHの平均値の年次推移は、男女、年齢階層別に見ても、低下しているとはいえません(厚労省・・国民健康・栄養調査報告)。

 また、TCH>240の占める%の年次推移にあっても、男女、年齢階層別の調査にあって、低下しているとはいえません

 つまりは、TCH低下によって、心疾患、脳血管疾患の年齢構成死亡率の低下が続いているとはいえないと判ります

 一方で、大櫛陽一グループでは、「コレステロール治療ガイドライン 2006.03」(検査値と病気 間違いだらけの診断基準・太田出版)を提示しています

 個々で、注目すべきは、「コレステロール治療」とあることです。

 解釈によっては、上述の日本動脈硬化学会による病名の「高脂」が除かれた「脂質異常症」との改名と共に、今後は、コレステロールは、動脈硬化性疾患以外の疾患や治療に中心が移ることを念頭に置いているのではとも受け取れます

 一応、高コレステロール値に注目した治療基準となっていますが、日本動脈硬化学会基準との大きな違いは、例え、心筋梗塞などの虚血性心疾患の既往がある人達にとっても、TCH<180、LDL−C<100とはしないことと設定されていることです

 つまり、低コレステロール、低LDL−Cの危険性が指摘されているのです

 大櫛グループ基準の日本動脈硬化学会基準との相違は、既に、何度も取り上げましたように、男女別、年齢別の基準値の設定が成されていることです

 LDL−Cにあって、日本動脈硬化学会での最大許容値は、低リスク群のTCH<160ですが、50歳以上の男性では、TCH<180、女性では、<190とあるのです

 TCHでは、50歳以上の男性では、TCH<260、女性では<280となっています

 つまり、大部分の人が、TCHやLDL−C低下治療の必要のないレベルの人達だと判ります

 既に、取り上げましたように、大櫛グループ基準によって、日本動脈硬化学による「動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2007年版」(協和企画)に取り上げられています、国内外での代表的なスタチン系コレステロール低下薬投与による大規模臨床試験の成績を解析すると、十分、合理的な治療基準だと言えます

 同じ、動脈硬化性疾患の予防、治療、治療を目的とする、メタボリックシンドローム(メタボリック症候群、代謝症候群、内臓脂肪症候群)にあっては、TCH及びLDL−Cは、その判断基準には含まれてはいないのです

 動脈硬化性疾患の予防対策が、メタボリックシンドローム(メタボリック症候群、代謝症候群、内臓脂肪症候群)に移ってしまった現状にあって、その早期予防にあっては、TCHやLDL−Cの意味が低下してしまったことを意味すると言えます

 内臓脂肪症候群と言われるように、動脈硬化の誘引に、内臓脂肪細胞が関与するアドディポカイン(アディポサイトカイン)の果たす役割が大切となってきたのだと判ります

 そして、パラメーターとしての予防、診断、治療への解明と応用が急がれているのです

 一方、TCHについては、コレステロールが果たす、体内での必須の役割と疾患との関係が重要となってきたのです

 肥満や痩せのみならず、ガン、脳出血、感染症、自殺・事故死との関係がクローズアップせれようとしているのです

 こうした状況にあって、コレステロールとその周辺について、その重要性と果たしている役割を学ぶ必要があると思います

 

 (Googleでは「スクアレン(スクワレン)とコレステロール代謝・・スクアレン(スクワレン)は、血中コレステロールとHDL−コレステロールを上げる」を取り上げています)

 (楽天、ミクシイでは「素肌美障害とコレステロール・・植物エストロゲン・・大豆イソフラボン・・骨への影響」を取り上げています)

 (はてな日記では『オタピー茶の湯; 日常茶飯の「こころ」・・わが国の喫茶・茶の湯文化の始まりと歴史」を取り上げています)

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